FXブログ 野村雅道のID為替 (レポート)

5ヶ月連続陽線になれば2001年以来

    8/18「5ヶ月連続陽線になれば2001年以来」
2008年8月18日(月)―2008年8月20日(水)

総括 「5ヶ月連続陽線になれば2001年以来」
需給「処方箋なしが円安を生む」
テクニカル「日本版HIAの記事が再度出ている①」
当局、円無常「日本版HIAの記事が再度出ている②」
ID為替「オーストラリアの宣伝」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「ヨコスカ熱戦」

 ドル円109-112、ユーロ円160-164P1000085.JPG
     
 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)8月15日東京引け 前回 8月13日からの変化 円92.6弱し、ドル90.2強し、ユーロ110.8弱し、8月13日ドルインデックス IN NYBOT77.125強し、CRB382.30弱し、CRUDEOIL113.94弱し、DOW11659強し、日経平均ドルベース8月15日東京引け118.095弱し、IMM円投機筋 8月12日 円-13249(前週比-1168)ユーロ-19427(-9980) 
 
1、予定 

(今週の予定)

18(月)日銀政策決定会合、ユーロ圏 貿易収支、米 NAHB住宅市場指数
19(火)NZ2QPPI、日銀政策決定会合、独 PPI、ユーロ圏&独 ZEW景況感調査、ユーロ圏 建設支出、米 PPI、住宅着工、建設支出、南アGDP
20(水)全産業活動指数、
21(木)日 貿易統計、米 失業保険、景気先行指数、フィラデルフィア連銀景況指数
22(金) 

(来週の予定)

25(月)独IFO景況指数、米 中古住宅販売
26(火)NZ 貿易収支、日 企業向けサービス価格指数、独 2QGDP確報、GFK消費者信頼感指数、米 新築住宅販売、米 消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数、FOMC議事録
27(水)南アCPI、米 耐久財受注
28(木)独 雇用統計、ユーロ圏消費者信頼感指数、南アPPI、米 2QGDP改定値、失業保険
29(金)NZ 住宅建設許可、日 雇用統計、CPI、小売統計、鉱工業生産、ユーロ圏 CPI、雇用統計、南ア 貿易収支、米 個人所得支出、PCEデフレーター、シカゴ購買部協会指数

2、総括 「5ヶ月連続陽線になれば2001年以来」

 ドル円は8月の月足が陽線となると5ヶ月連続陽線となり結構な記録となる。これは2001年の9月の115円から2002年の1月の135円の5ヶ月連続陽線以来だ。それより長い月足の連続陽線だと2000年9月の101円から2001年3月の126円までの7ヶ月連続陽線がある。過去2回は日本がまだデフレ不況から抜け出せずにゼロ金利や円売り介入でドル円を押し上げていた時であった。今回は違う、円売り介入もやっていないし、何しろメディアではサブプライム問題で米国弱し、ドル弱しの大合唱をしている最中だ。その中でのドルが記録的な5ヶ月連続陽線を続けている。また過去2回の上昇と違って、今回はドルが下がる確率が極めて高い8月を含んでいるからだこの原因は貿易黒字減少と個人マネーの海外投資増加にある。

 まだ8月が終わっていない時点で8月ドル上げというと鬼が笑うかもしれない。ただ私の目はもう少し先で今年は意外と年足も陽線になるではないかということだ。今年の始値は117円88線でありまだ遠いが時間はある。現在移動平均線は90日線まで上向きに反転上昇しているが、200日線が反転上昇すれば年足陽線も見えてくる。200日線が反転するのは3ヶ月後先の予定だ。と大きなことをいったが、やはり日々の動きから目を離さないことが肝要だ。日々のトレンドラインを下に切るとか、一目均衡表の雲の下に出そうな時はリポートで述べたいが注意して頂きたい。 

 今週は大物指標はないが日銀会合のほか日本の7月貿易統計、米国は住宅着工、景気先行指数、ユーロ圏はZEW景況感指数オセアニアはNZPPIと豪中銀議事録、南アの2QGDPなどを注目したい。米ロ冷戦?も。
 
3.需給「処方箋なしが円安を生む」

 主要国の2QGDPが出揃った。結局米国(前期比年率+1.9%)、英国(前期比+0.2%、以下前期比)、ユーロ圏(-0.2%)、独(-0.5%)日本(-0.6%)となった。一番結果が悪い日本が具体的な対策をとっていないのが気がかりだが、今週は日銀政策決定会合があるので何か仕事をすべきだろう

 景気減速となるのはこれらの国以外でもオセアニア両国や南アもそうだが、日本以外は利下げ、減税での対応策をとり先行きの回復シナリオを政府が示している。米国のサブプライム問題でも3月から「買収、資本注入、監督強化、詐欺容疑者逮捕、格付け機関見直しなどなど」の具体的な処方箋を示したことがドル反騰のきかっけとなった。インフレ対策でもドル安抑制と原油高抑制の国際協力が示されたことが現在のドル高、原油安のきっかけとなった。 日本も処方箋を出さないと患者の状況はさらに悪くなってくる。サブプライムより重要な長期的な問題=人口減による景気減速を忘れてしまっているようだ。何でも景気悪化をサブプライムや中国のせいにしているうちは円安でいいだろう。
 
4、テクニカル「日本版HIAの記事が再度出ている①」

 日本版HIAの記事が再び日曜の日経朝刊一面に掲載されていた。既に本誌では5月5日のID為替リポートで詳述しているので参考にした頂きたい。米国は2005年にこれを行いドル高に影響した。2002年からユーロはユーロ高トレンドが続いていたが2005年だけはこの米国HIAでユーロも1.35から1.16へ下落した。ただ2005年だけの時限立法であったので、翌年からは再びユーロ高ドル安へ戻った。やはり需給が相場を動かす、特にHIA、輸出入のような売り切り買い切りの実需は重要だ。投機筋のポジションは二の次だ。
 
5.当局、円無常「日本版HIAの記事が再度出ている②」

 弊誌5月5日付け、日曜の日経や5月の読売の記事を読んで頂けるとわかるがHIA(HOMELAND INVESTMENT ACT)とは、日本企業の海外で生み出した利益を国内に還流する時には減税あるいは非課税にするということだ。海外マネーが本国へ戻るとその時に自国通貨買いが出ることとなる。米国はドル買い、日本は円買い。法律が通れば2010年の3月の決算前に円買いが起きるかもしれない。まだ先のことで自民党政権が続いているかどうかもわからないが、フォローアップしていきたい。ただ企業も日本へお金を戻して有効活用出来るかどうかも思案のしどころだろう。

6.ID為替「オーストラリアの宣伝」

 以前オーストラリア情報がふんだんに掲載されている現地WEB SITE「JAMS TV」(http://www.jams.tv/)を紹介したことがあったが、今回そのWEB SITEに記事を書くことになったのでご興味あれば読んで頂きたい。FXというより外貨投資全般について書いていくつもりで出来る限り毎木曜日にアップしたいと思っている。

 WEB SITEでは生活、グルメ、不動産、旅行、語学、求人、永住権ビザ、資格などの情報が満載。吉野家の牛丼セットが5.95豪ドルなど日豪物価の比較も出来る。また為替情報ではシドニー在住15年のJOE津田さんの相場見通しもある。もちろ現地時事ニュースも見ることが出来る。投資した豪ドルを円に換えずに豪ドルで使えば為替変動は気にならなくなるが、このようなWEB SITEからもそれが実現できそうだ。

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、北京オリンピックボイコット、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大   50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「ヨコスカ熱戦」

慶応、横浜の神奈川勢の活躍で甲子園も宴たけなわの時に観客も100人程度の野球を見に行った。ただレベルは甲子園よりも高いかもしれない。場所は三浦安針(ウィリアムアダムス)の供養塔のある京急安針塚駅から海へ10分程歩いた海岸のそばにあるベイスターズ球場。湘南シーレックスの本拠地だ。湘南シーレックス対フューチャーズの試合。フューチャーズというのはウェスタンリーグ7チームの選抜で構成されるチーム。現在ウェスタンリーグが7チームなので1チームゲームがないチームが出来るので急遽構成されたチーム。金融の先物=フューチャーズとは何も関係がない。将来性ということで名付けられたのだろう。ここから将来の1軍選手やメジャーリーガーが生まれるかもしれない。

(写真=①京浜急行安針塚駅②ベイスターズ球場、外野後方に室内練習場と合宿所がある③暑い、熱い観客達)P1000080.JPG

P1000078.JPG
 

2008年8月18日(月)06:24 コメント(1)
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コメント一覧コメント1件

野村先生こんにちは。
JAMS TVのサイトを見てみました。
オーストラリアの地の雰囲気を
知るのに良さそうですね。
最近 野村先生が参考されていた
杉本良夫のオーストラリア
という本を読んでいます。
投資先の生活・社会等を知り、
得意な通貨にしていこうと思います。

投稿者:五丈原|2008年8月18日  21:23

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