4ヶ月円安の後、鬼門の8月
- 2008年7月31日(木)07:20
- この記事についてつぶやく
- ブックマーク





7/31「4ヶ月円安の後、鬼門の8月」 (先の話ですが9月第1週お休みいたします)
2008年7月31日(月)—2008年8月1日(金)
総括 「4ヶ月円安の後、鬼門の8月」
需給「現地紙を読みたい」
テクニカル「IMMの質問」
当局&円無常「当局の考えを知る本」
ID為替「FXは知られていない」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「アイスクリン@レッドブリックフェスティバル」
ドル円106.50-109.50、ユーロ円167-170
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)7月31日東京引け 前回 7月25日からの変化 円92.4弱し、ドル87.5強し、ユーロ113.5弱し、7月25日ドルインデックス IN NYBOT73.3強し、CRB418.0強し、CRUDEOIL126.85強し、DOW11583強し、日経平均ドルベース7月30日東京引け123.66、IMM円投機筋 7月22日 円10524(前週比-39581)ユーロ407(-18978)
1、予定
(今週の予定)
28(月)NZ貿易収支、独 GFK消費者信頼感指数
29(火)NZ 住宅建設許可、日 雇用統計、家計調査、小売売上、南アPPI、米 消費者信頼感指数
30(水)豪 住宅建設許可、日 鉱工業生産、南アCPI、米 ADP雇用者数、
31(木)豪 小売売上、貿易収支、独 雇用統計、ユーロ圏 CPI、消費者信頼感指数、失業率、南ア貿易収支、米 2QGDP 失業保険、シカゴ購買部協会景気指数
1(金)独&ユーロ圏 製造業PMI 独 小売売上、米 雇用統計、ISM製造業指数、建設支出
(来週の予定)
4(月)日 マネタリーベース、ユーロ圏 PPI、米 個人所得支出、PCEデフレーター、製造業受注
5(火)RBA政策金利、ユーロ圏&独 サービス業PMI、米 ISM非製造業景況指数、FOMC
6(水)日 景気動向指数、独 製造業受注
7(木)NZ 2Q失業率、豪 雇用統計、日 機械受注、独 国際収支、BOE&ECB 政策金利、米 失業保険、中古住宅販売保留、
8(金)日 景気ウォッチャー指数
2、総括 「4ヶ月円安の後、鬼門の8月」
月末だ。まだ今夜の米国2QGDPでどんでん返しがあるかもしれないが、なんとかドルは3月から持ち直してきた。ドル円は4ヶ月連続陽線になりそうだ。ただ全面ドル高であったのではなく、この4ヶ月はドルはユーロ、スイス、ポンド、カナダに対しては横ばい、豪ドル、南アランドに対してはドル下げ、NZドルに対してはドル上げとなっている。クロス円では格差はあるが全面円安となっている。
まだまだサブプライム問題深刻論も根強いが、実際の相場は4ヶ月ややドル高、全面円安が続いてきた。落ち着けば円安、通貨危機、金融危機に陥る国は買い(過去の通貨危機経験則から)という私の持論は変わらない。
ただ8月は注意月だ。過去10年ドル下げが9回、ドル上げが1回というデータを示されたらID為替としては注意せざるを得ない。中間決算へのリパトリと外債利金払いの円買いが要因だ。しかしファンダメンタルズ的には昨年のサブプラショックのような兆しはない。ドル円も昨年と違って一目均衡表の雲の上にいる。IMMの円投機ポジションも昨年はネット円売りで18万枚まで達していたが現在は若干の円買いで状況はかなり違う。また世界の当局はドル安抑制、原油高抑制で一致している。サブプライム問題の処理も利下げ、資金供給というアナウンス効果的、手探り的なものから具体的かつ個別のピンポイント対策(金融機関への資金注入や破綻処理)に変わってきている。
何かが起こるとすればP&F、移動平均線、一目、トレンドライン、ローソク足にまず異変が起きるので、やはり日々、いや刻々とチャートを注視していかなけらならない。3月ー7月ほどドル円の買い(円安)に断定的になれないが8月もドル円が高く終われば年末まで続くのではないかと思う。
3.需給「現地紙を読みたい」「shinbun.xls」をダウンロード
最近はFX証拠金会社が様々な情報を提供してくれるので助かっている。ただ英語の情報やマイナー通貨の現地情報、また世界で今何が注目されているか(日本人との感覚違いなど)などは世界の有力紙や現地紙に頼るしかない。私が参考にしているのは添付ファイルのものである。
4、テクニカル=IMMの質問「AUDはシカゴIMM統計では偏りが大きい通貨となっていますが、何かをきっかけに大きく崩れたりすることはあるのでしょうか?例えば資源バブルの崩壊であったりとか。今日は金も原油も大きく下げてますね。2006年3月頃に大きく崩れたような記憶というか苦い思い出がありますね」(真逆様)
私も何でも知っているわけでもなく、どんなデータも揃えているわけではありません。豪ドル、NZドル、南アランドのような長期保有通貨はあまり細かいことを調べていません。IMMのデータや長期為替のデータ(シカゴ連銀WEBサイト)は揃っていますので相場の動きとIMMの動きとの関連性を調べていくしかないと思います。ただ昔はドル円は投機筋のポジションが6万枚になると天井感、底値感があったのですが、IMM市場の拡大またクロス取引の拡大で数字は大きくなっているようです。またポジションが偏ってもいつ動き出すかわかりません。数ヶ月同じ高いポジションのままで実際の相場はそのもまま動きを加速したり、動かない時もあります。ぼんやりとわかっていてもタイミングを正確には計るのは至難です。結局こまめにP&F、ローソク足、移動平均線、トレンドラインなどでチェックし続けるしかないと思います。
IMMは参考にしていますがこれだけで取引をして財をなした人のことは聞いたことがありません。
5.当局&円無常「当局の考えを知る本」
元財務省官僚、現西日本シティ銀行頭取の久保田勇夫さんが書いた「宮澤第一次通貨外交」(今月出版)を読んだ。ルーブル合意中心に書かれている。リファレンスレートらしきもの、介入点の話、また英語の文言の微妙な違い(Around Current LevelのCurrentがRecentかPresentで揉めたこと)など面白い話が書かれていた。
当局について書かれた本を読めば彼らの相場の考え、時間軸、手法などがわかる。また各国の意見の相違も理解できる。ただ現在はBRICsや産油国の影響力が強くなってG-5、G-7ではコントロールできない市場にもなっている気がしている。
その他時々読み返している当局の本
「ドルと世界経済危機」スティーブンマリス 東洋経済
「1000日の譲歩」塩田潮 新潮社
「通貨烈々」船橋洋一 朝日文庫
「通貨マフィア戦争」田原総一郎 文芸春秋
6.ID為替「FXは知られていない」
最近多摩大学のMBAの方々に為替について話したり、JTBグループ主催の「旅と資産運用」のイベントにパネリストで参加したりしている。
いつもの証拠金会社主催のFXのセミナーでは出席者の殆ど方がFXの口座を既にオープンしているが、多摩大学やJTBではそうでもない人が多い。FXで10%でも20%でもリスクはあるが儲けられるという話やその実績を披露すると驚かれる。中には後ほど電話やメールで話を詳しく聞かせて欲しいと連絡を頂くがそれは私の仕事ではなくFX証拠金会社の仕事だろう。
やはり一般的にはFXはまだまだ知られていない。預かり金も1兆円を超えたばかりで個人の株投資が130兆円、投信を含めれば200兆円近いことと比べればはるかに小さい。個人の外貨投資でさえ個人の金融資産のまだ3.5%しかない。預金は775兆円、年金保険は400兆円もの残高がある。まだまだ無限にFX市場は拡大余地がある。ポイントは外貨をそのまま旅行を含めて日常生活に使えるかどうかだろう。円に換えなければ為替益もないが差損もなくなる。外貨でそのまま使えれば日本の高い物価から逃れられる(日本は最近賃金が上がらないといわれるが東京の生活費は堂々世界2位である)。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、北京オリンピックボイコット、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)
------------------------------------------------
内需拡大−規制緩和−市場開放−小政府−財政均衡−自己責任−公明正大 50—超円高−100—円高−150−普通円−200—円安−250−円安− 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「アイスクリン@レッドブリックフェスティバル」
横浜はアイスクリーム発祥の地であることから、今、赤レンガ倉庫広場ではアイスクリーム博覧会が開催されている。
明治初期のアイスクリームを再現したタカナシ乳業の「できたて横濱馬車道あいす」をはじめ、「かにアイス」(北海道)、「牛タンアイス」(宮城県)、「ナゴヤコーチン手羽先アイス」(愛知県)などのユニークなアイス商品を全国から約100種集め販売している。トルコのアイス「ドンドルマ」などの実演販売やアイスクリームの歴史解説などもある。アイスクリン発祥の地の横浜馬車道にはアイスクリーム記念碑がある。
(写真=のびーーーるトルコアイスなど)
- 2008年7月31日(木)07:20
- コメント(0)















コメントを書く