野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

60本のローソク足の内訳

7/10「60本のローソク足の内訳」 
2008年7月10日(木)—2008年7月11日(金)

総括 「最近思うこと」
需給「三通=たまには中国の話」
テクニカル「60本のローソク足の内訳」
当局&円無常「スキルの問題」
ID為替「エビちゃん」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「♪♪雲は湧き光溢れて♪♪」

 ドル円105-108、ユーロ円166.50-169.50   

P1000021 P1000025 P1000027
     
 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)7月9日東京引け 前回 7月4日からの変化 円93.1弱し、ドル87.8強し、ユーロ114.2弱し、7月9日ドルインデックス IN NYBOT72.57弱し、CRB449.62弱し、CRUDEOIL135.62弱し、DOW11147日経平均ドルベース7月9日東京引け121.81IMM円投機筋 7月1日 円16005(前週比+28752)ユーロ27683(+26251) 
 
1、予定 

(今週の予定)

7(月)独 鉱工業生産、ユーロ圏財務相会議、洞爺湖サミット
8(火)日 景気ウォッチャー調査 米 中古住宅販売保留、バーナンキ議長講演、
9(水)日 機械受注、独 国際収支
10(木)豪 雇用統計、日 国際収支、企業物価指数、ECB月報 BOE理事会、米 失業保険、バーナンキ議長&ポールソン長官の議会証言
11(金)米 貿易収支、ミシガン大消費者信頼感指数

(来週の予定)

14(月)NZ小売売上、
15(火)NZ 2QCPI、日銀会合、独&ユーロ圏ZEW景況感調査、米 PPI、小売売上、NY連銀製造業景気指数、
16(水)第3次産業活動指数、ユーロ圏CPI、米 CPI、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅市場指数、FOMC議事録
17(木)米 住宅着工、建設許可、失業保険、フィラデルフィア連銀景況指数、
18(金)日銀議事要旨、ユーロ圏貿易収支

2、総括 「最近思うこと」

 ①「米国に相場決定権」

為替相場は米国が決める。日本ではない。それは明治開国の1ドル1円、戦後の1ドル360円、変動相場制の廃止、カーターショック、プラザ合意、1ドル80円からのドル買い介入など米国に決定権がある。米国はいまや強いドルを表明している。

②「為替は貿易収支から」

 貿易黒字国は自国通貨高、貿易赤字国は自国通貨安だ。日本も戦前は円安、戦後は円高であった。今年から貿易収支が急激に減少し始めているのが日本であり、円相場の下落にも繋がっている。

③景気減速

 米国景気減速でもドルが売られにくくなってきている。世界経済どこも減速なので減速は材料でなくなってきている。株や商品と異なり為替はすべての通貨を売ることが出来ない。どれかが時間差で買われ、売られ平準化しているのが現状。ただ日本とユーロの国の運営格差での通貨の強弱程度は出てくる。

④サブプラ問題

 暫くは米企業の決算などはっきりとした決算悪化の数字が出てくる。ただ為替ははっきりとした結果に反応しても儲からない。それで儲かるならすべての人が儲かっている。先行きを見てやりたい。サブプライムの信用不安を生んだ金融システムは再構築中だ。

⑤世界は今

現在、米国のドル高政策に対して反対する国はいない。G-7に中国、ロシア、中東も賛成している。オセアニアや南アも輸出促進の為少しは通貨が下落していいと思っているだろう。
 
⑥あせるな

 ただ当局はデイトレーダーではない。政策執行はゆっくりじっくりである。ただ一度決めた方針は変えない。我々が 先走ってドルを買って自ら損切る一人相撲はやめたい。

3.需給「三通=たまには中国の話」

三通とは中国と台湾の「通商、通航、通郵」を示す言葉で中国より台湾に対し1979年に提案されたが台湾は中国に対して「不接触、不談判、不妥協」の三不政策を実施し提案に応じていなかった。その後は民間からの三通実施への要望は強まり、また2001年には中国と台湾がWTOへに加盟したこともあり、現在までは小三通として限定的な交流を行なっている。

今回親大陸派で香港生まれの馬英九が新総統となったことをきっかけに中国大陸と台湾の三通政策は急速に実現に向うことが考えられる。

先ずは大陸の人たちの台湾観光が自由化され上海や北京や対岸にある厦門から台北への直行便が実現する。既に台湾の有力企業の9割が大陸に進出しており、さらに大陸の人たちの台湾入りに門が開かれ台湾景気に回復のきっかけを与えるだろう。また今週台湾は中国株投資の規制を緩和した。ここ最近低迷していた中国市場には明るいニュースだ。

4、テクニカル「60本のローソク足の内訳」

 私は時々、変動狙いは出来るだけ日々細かく、日々新たな気持ち(ポジション)でやったほうがいいと思っている。中期的なポジションは意外と儲からないし、銀行にいた時も中期的ポジションを持つ人はあまりチームの収益に貢献してくれず計算に入れることが出来なかった。その人の能力がどうのこうのでなく為替相場の行ったり来たりする性質がそうさせている。ポジションもそれに応じて売ったり買ったりすべきだろう。

 ここ3ヶ月のドル円相場を見てもドルの陽線と陰線は30本ずつ程度である。また連続して陽線であろうと陰線であろうと5日以上連続もしていない。日々新たなりの繰り返しが精神的にも安定して冷静な判断をくだせるように思う。

5.当局&円無常「スキルの問題」

 為替相場は朝同じ考えで、ポジション、同じ金額でスタートして、最後に夕刻ポジションを締めてたとしても人それぞれ収益が異なるだろう。同じニュース見て同じチャートを使っていても結果は異なるだろう。やはり途中で人それぞれの性格によってポジションを増やしたり減らしたりするタイミングが違う。ニュースで動揺するかどうかも違う。小刻みにやるか、ゆっくり立ち向かうでも違う。ただそのあたりを分析した書はない。

6.ID為替「エビちゃん」

 3年前にNZドル円をスワップ狙い、レバレッジ3倍で運用していれば今年6月の82円で資金が約2倍となっていた実績を示したが、その2倍というセールストークをテレビで聞いた。「エビ養殖」の詐欺だ。その謳い文句は1年で資金が倍となるとして顧客を集めその資金が850億円も集まったということだ。FXでは1年という速いスピードではないがもう少し我慢してもらえれば3年で倍になっていた。容疑者の方もFXで運用していたならすべては失わなかっただろう。

しかし日本人はリスクをとらないと言いながらこの手の投資手法には簡単に預けるものだ。850億円はFXの証拠金でもかなり巨額だし、各社が奮闘努力しても簡単には集まらない。犯罪ということは別にしてそのセールストークはどのようなものなのだろう。ただ投資家の方はリスクなしに10%以上の利回りが稼げる商品は疑ってかかるべきだ。普通は高利回りが稼げる商品はレバレッジのリスク、信用リスクなどが高い。何のリスクもなければ人に勧めず自分でお金を借りてもやればいい。高利回りのリスク商品に手を出す時は実際に商品を見たり投資先を見学したり、また最初は小資金で様子見したい。

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、北京オリンピックボイコット、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)
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 内需拡大−規制緩和−市場開放−小政府−財政均衡−自己責任−公明正大   50—超円高−100—円高−150−普通円−200—円安−250−円安− 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「♪♪雲は湧き光溢れて♪♪」

「♪♪雲は湧き光溢れて♪♪」夏の高校野球の予選が始まり、新聞でも全国の全予選の結果が報道される。自分の母校はどうなのかも気になるし、友人の母校も気なる。やはり少しでも身近な高校が活躍していると興奮してくる。さらに古豪はどうかな、あの有名校はなども見る。個人的には母校はもちろんだが、昔遠征した秋田の金足農業、山形東、日大明誠、静岡の東海系、清水商業、清水東、沼津の各高校、日大三島、桜美林なども気になる。後輩が監督を務めたり今もなお監督をしている羽黒高校や慶応高校は頑張っているのかなと新聞を読む時もドキドキしてくる。

出場校約200校と激戦区の神奈川は今年は記念大会なので南と北に分かれ2校が出場出来る。南には横浜、日大藤沢、我が母校など、北には慶応、東海大相模、桐蔭などが属し、前評判では南に属する横浜高校の方が他の強豪校が不在で楽だとも言われているが、夏はそれこそ誰もが必死で全身全霊をかけてくるのでで何が起きるかもしれない。時々横浜スタジアムで熱戦を覗いてみたいと思う。(写真=まもなく熱戦の火ぶたが切られる横浜スタジアム)

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コメント2件

いつもブログ拝見しています。

先日の外為のセミナーで 
ブルンバーグのTVが 月500円ぐらいで見れると おっしゃっていられましたが、

どのようにしたら申込や加入できるのでしょうか?
WEB等ありましたら、お時間のあるときに教えてください。

よろしくお願いします。

投稿者:saru999|2008年7月10日  21:22

 相場にも”魔物”が住んでますね。私はたった一度の過ちで、損益がマイナスに・・・、頭を切り替えます。勝ち方を知ってることと、その通り実践できるかは、異なることを痛感しました。
 
 中学生の頃、甲子園観戦に行ったことがあります。東海大山形vs徳山。1−0で、9回表2死後、ピッチャーゴロ悪送球から、試合がひっくり返りました。その裏は、1死3塁。浅い外飛で、同点の走者が本塁憤死。ドラマティックな試合が、いつまでも焼きついています。

 私は、投資詐欺にいっぱい遭ってます。自分の甘さを、情けなく、歯がゆく思います。いつの日か、相場で大きく増やします。

 相場決定権と言う言葉は、初耳でした。もしそうであるなら、近未来におけるドルの暴落は、考えにくいですね。

投稿者:win|2008年7月13日  21:37

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