野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

世界には明るい話しもポツリポツリ

4/28「世界には明るい話しもポツリポツリ」        
2008年4月28日(月)—2007年4月30日(水)

総括「世界には明るい話しもポツリポツリ」
需給「輸出一服感」
テクニカル「雲の上で落ち着き」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
当局orうたかた無常「今週の日銀政策決定会合、展望リポートは注目したい」
ID為替「短期42 市場参加者の横顔⑲海外編=銀行」
横浜湘南便り「元町リカちゃん」

 ドル円103-106 ユーロ円 161.50-164.50  

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 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2000年=100)4月25日東京引け 前回 4月23日からの変化 円89.5弱し、ドル81.1強し、ユーロ141.1弱し(2007年1月4日 円82.3(87.9)ドル89.7(91.5)ユ-ロ125.5(120.0)括弧内は2006年1月4日)4月25日ドルインデックス IN NYBOT 72.67強し、CRB417.80弱し、CRUDEOIL118.52強し、DOW12891日経平均ドルベース4月25日東京引け132.93 IMM円投機筋 4月22日 円35087(前週比-12885)ユーロ18907(-1186)
 
1、予定 

(今週の予定)

28(月)日 小売統計 
29(火)NZ 貿易収支、 米 消費者信頼感指数
30(水)NZ 住宅建設許可、日 雇用統計、全世帯家計調査、鉱工業生産、日銀会合&展望リポート、独 雇用統計、ユーロ圏 失業率、消費者信頼感指数、米 ADP雇用者数、1QGDP速報、個人消費、シカゴ購買部協会景気指数、FOMC
1(木)米 建設支出、ISM製造業指数、レイオフ調査
2(金)日 マネタリーベース、独 小売売上、米 雇用統計、製造業受注

(来週の予定)

5(月)豪 住宅価格指数、ISM非製造業景況指数
6(火)豪 貿易収支、政策金利、ユーロ圏 PPI、
7(水)ユーロ圏 小売売上、独 製造業受注、
8(木)NZ 1Q失業率、豪 雇用統計、独 国際収支、鉱工業生産、BOE、ECB 政策金利、米 失業保険
9(金)日 景気動向指数 米 貿易収支

2、総括「明るい話しもポツリポツリ」

 山口衆院補選での民主党勝利も支持率低下中の自公政権に打撃を与え政策実行に障害が出るだろう。ただ与野党拮抗しているほうが税金が何に使われているかわかりやすくなってくるいい面もある。 今週は国内は日本の政局、日銀政策会合と展望リポート、米国はGDP、FOMC、雇用統計と続く。

 先週はドルはほぼ全面高となった。ドルが下落したのは対南アランドと若干だが対豪ドルとなった。G-7での為替コメントの変化というよりG-7声明の殆どを占めた国際金融システムの安定化が次第に理解されてきたのだろう。

 米国経済指標は弱く、金融機関や企業の決算内容も悪化した。ただIT企業などサブプライムに関わりの少ない企業は好決算を出した。また米国の景気減速指標が出た後は、ユーロ圏、英国、日本も同じように悪い数字で追随するのでそれほど深刻になる必要もない。どこも悪いのだから

 明るい話しは世界の株価の上昇減税で米国民へ還付小切手が送られてくること。また中国ではIT産業の税制優遇や株取引の印紙税減税があった。中国経済の実体は1QGDPが+10.6%、3月小売、鉱工業生産、固定資産投資などが依然二桁の伸びを示したことで強い。 また政治的には胡主席とダライラマ氏が会談する報道があったことも良いニュースだ。サブプライム問題もG-7での安定化諸策が株価に影響しているのだろう。

 暫し株式市場中心に安定してくると円も落ちつくだろう。パニックの時しか買われない円なので平常、平静時に冷静になって日本を考えれば円は売りだろう。米国しかり豪、ニュージーランド、いや中国も景気減速や株式市場には減税で対処するが日本はどうやら逆噴射政策を行っているようだ。今週の政局も見所だ。古い民意の自民党対新しい民意の民主党。
 
3.需給「輸出一服感」

 輸出業者としては4月である程度は予約のメドがたったので5,6月はそれほど慌ててドル売りをしかけてこないだろう。もちろん105円とか108円、110円などには少し遠いがゴールデンウィーク期間中置きっぱなしの注文を銀行に預けるだろう。 株価が落ち着いてくれば外貨投資への意欲も湧いてくる。月末から月初は個人向け外債投資の新規設定もあるが払い込みはゴールデンウィ-ク明けにずれ込むだろう。2005年から2007年の相場つきを見ると5月は全体的にはあまりドル円は急落しない月ではないだろうか。輸出予約一休み感が出てくるからだろう。

4、テクニカル「雲の上で落ち着き」

NYダウ、ナスダック、日経平均、ドル円、ポンド円、カナダ円と一目の雲の上に出た。先んじて雲のはるか上に出ていたユーロ円、豪ドル円、スイス円は小安い。NZ円はNZ中銀総裁景気減速発言で雲中へ下落。南アランド円は鉱山を掘り進むように雲の上へ向かって雲中を突き進んでいる。ユーロドルは三羽烏で下げという話しはあるが、為替では三羽烏、赤三兵はあまりその後の追撃が効かない。為替はもともと行ったり来たりするものであり、三回も連続して陽線や陰線が出れば一休みすることが多いと思う。三つ出る前に他のテクニカル指標を見て売りとか買いを敢行していなければならない。

5、リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、北京オリンピックボイコット、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)

6、当局orうたかた無常「今週の日銀政策決定会合、展望リポートは注目したい」

 今週は米国の重要指標の間隙を縫って日銀政策決定会合がある。既に日銀支店長会議や財務省局長会議で景気が下方修正されている。特に地方経済が弱い。主要産業の企業収益も悪化してきた。同時にまとめられる「経済物価情勢の展望「(展望リポート)では遅きに失したが利上げを目指してきたこれまでの政策姿勢を転換するものと見られる。

昨年10月のリポートでは「金利は引き上げていく水準にある」をされていたものを削除される見通しが強い。昨年2月の利上げ以降株価が18000円から11000円台までサブプライム問題で揺れる米国よりも下落しているのが日本株だ。景気、金融の面からはこれまで何もそれに対して対策がとられてこなかった。米国、豪、NZ、中国は減税などを絡めた対策を打ち出している。日本は増税やわかりにくい後期医療制度などの新設があっただけだ。このあたりで他国との株価の伸びの差がついていくのだろう。

7、ID為替「短期42 市場参加者の横顔⑲海外編=銀行」

日本の銀行と外国の銀行では、為替ディーリングのスタイルが違うようだ。リスクの管理については、日本の銀行は20年ほど前は損切りオーダーも置かずに大きなポジションを長期に保有している銀行が多かったように思う。しかし、次第に邦銀も外国の銀行同様にリスク管理が厳しくなってきており、ポジションの管理、収益の管理、利食い損切のオーダーをこまめに出すことなどが徹底してきている。

ただ外銀と比べれば、保有ポジションやロスリミットはまだかなり大きいように思う。それは外銀はより細かい縦割りの事業部制を敷いており、ディーリングルーム内においてもポジションを持つディーラーと顧客営業のカスタマーディーラーで収益をはっきり分けており、個々の責任を明確にしているからだろう。邦銀はまだどんぶり勘定のようなところがあり、為替部門全体であるいは市場部門全体で儲ければ良いという感覚がある。

それが必ずしも邦銀のデメリットということではなく、邦銀はそれを利用して臨機応変に大胆なポジションを取ったり、また顧客へのプライシングにおいても長期的な展望のもとに対応している。外国銀行は、やはり個人のディーリングの集積である。邦銀は銀行全体のメリットを考えながら取引することも可能だ。それはディーリングスタイルにも表れ、外銀は小刻みに収益を上げようとしたり、顧客のつなぎに徹するところも多い。米銀よりも欧州系銀行はさらに保守的なスタイルを取る。

収益目標は邦銀がより大きく、外国銀行は小さいが、ディーラーへの報酬は逆で邦銀がより小さい。小さいというより成功報酬的なものは基本的にないところも多い。銀行業務の一環でディーラーをしているのが邦銀だが、外銀は一匹狼的でより高い報酬を求めて銀行を渡り歩くものも多い。小さい収益で大きな報酬の外銀は、銀行全体のメリット・デメリットを考えながら長期に取引する邦銀のような大胆な動きはとらず、手堅い取引をしがちである。時々外銀が大きく動かしていると報道されることがあるが、それは背後にいるヘッジファンドや国際投資家の注文によるものでディーラー個人のポジションではない。

 内需拡大−規制緩和−市場開放−小政府−財政均衡−自己責任−公明正大   50—超円高−100—円高−150−普通円−200—円安−250−円安− 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「元町リカちゃん」

元町リカちゃんの人形の人気が衰えないようだ。1970年から80年にかけて一大ブームを起こした「ハマトラ」ファッションの発祥の地である元町商店街のブランドの協力で出来た「元町リカちゃん」人形は完売したうえさらにプレミアムまでついているそうだ。

 人形にはハマトラ御三家のフクゾー、ミハマ、キタムラを始め、スタージュエリーがピアス、手に持つフランスパンはポンパドウル、日傘は近沢レースが協力、提供しているそうだ。弊社から徒歩2分程度の横浜人形の家で売り出す。1万2600円也。

(①元町リカちゃんポスター@人形の家②元町キタムラ本店③ポンパドール)

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