野村雅道のID為替研究所 (Day)

どちらかと言うと通貨高競争でデフレまっしぐら

2009年09月29日 13:37
野村雅道
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  9月29日(火)「どちらかと言うと通貨高競争でデフレまっしぐら」本日は南十字星(豪ドル編)アップしております
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*今や記者達が金融アイドルとして追っている藤井財務相と亀井金融郵政担当相である。我々は両者の風変わりなコメントに惑わされることなく利用して収益に結び付けたい。

 また両者のコメントがかなり過激で経済界の常識人から反論があると思われるものはすぐに訂正のコメント(俺はそんなことは言っていないなど)が出ることも想定したい。記者は藤井さんを追う時は円高のコメントを求め、既に原稿も出来上がっているので発言者のこまかい真意は無視される。財務相のコメントも出るタイミングもわかってくると思う。

*さて先週はNZが好調な3指標で盛り上がったが今週は豪ドルが盛り上がっている。昨日のスティーブンス中銀総裁が現在の金利は異常な低金利であることを語り、やはり利上げが近いことを示唆した。今日は財政赤字が減少したこともあった。昨日からの月末の外債と投信募集も上昇の一要因となっている。来週は政策金利決定がある。利上げはもう少し先の予想が多いが、何らかの具体的な利上げ時期などに触れるだろう。

*またNZの8月住宅建設許可も+1.7%とNZも先週から悪くはない指標が続いている。豪ドルが利上げをすればNZも追随するだろう。

日本はCPIがまた大きく低下した。小泉さんの時はデフレ阻止で円売り介入していたが、現在はそれより物価低下が激しいのだがどちらかというとデフレを促進する円高誘導を行っている。日銀もまた口うるさい藤井財務相もリーダーシップというか、何をしたいのかわからない。その点では明確にインフレ低下を抑えようとするスイス、英国などの政策が明解である。藤井さんは「通貨安競争も良くない」というが240円から90円になってから通貨安競争はないだろう。どちらかと言うと通貨高競争の真っ只中である。最近では言われなき円高である。

夜は米国7月ケースシラー住宅価格指数でまたどっちんばったんか。


(写真=猫のルーティンでもあり私のルーティンでもある、ジムへ行く前の散歩の途上なので)
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