野村雅道のID為替研究所 (Day)

出口探し競争

2009年06月10日 10:56
野村雅道
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      6月10日(水)「出口探し競争」本日は外為TVマーケットビューとチーファンラマアップ致しますP1000011tef.JPG



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 ドル円が1円程度下落すればクロス円も下落しているのが普通だったがクロス円は底堅い。ドル円はドル下げの先頭には立っていない。

 今後のテーマは出口戦略となる。OECDの先行指標が改善している。どこの国も中国に先導され回復の兆しを出し出し始めている。回復の兆しが出れば資源、穀物の価格が上昇するのは当然である。価格の上昇には頗る弱いのが中銀マンだ。すぐに利上げしようとするだろう。
中銀マンは利上げする時にイキイキとしてくる。もちろん今朝の日経朝刊のようにまだ雇用も不安なので利上げは時期尚早という意見は出てくるが、そういう人がいるうちにしか良いポジションをとることは出来ない。そういう人まで利上げと騒ぐ頃はもういい物は残っていない。

 何でも兆しで行動するのが面白い。私は日夜兆しばかり探している。

さて今週は今日から中国週間であり、今日のCPI、PPIに始まり、明日は貿易統計、固定資産投資、金曜は小売売上、鉱工業生産の発表がある。これと株価動向もチェックしたい。

 また今日は米国貿易収支が発表される。昨年は月間500億から600億ドルの赤字であったが昨年末からは200億から400億ドルと半減しているのがドル高の要因であった。今夜も注目したい。

 深夜はベージュブックがあるが、どの地区連銀も減速のスピードが弱まっている程度の表明となろう。そして明朝はNZの政策金利決定と日本の1QGDP二次速報となる。NZ中銀が先週の4中銀の総金利据置の流れにフォローするかどうか。予想は0.25%の利下げから据置となっている。

ドル円チャートでは5月下旬に一目の雲の下に出るも5月22日と27日を結んだ上昇ラインに絡みまた一目の雲の下限に沿いながら推移、先週金曜は米雇用統計の改善をきっかけに雲の上に出てしまった。ただ金曜の薄商いでやや誇張されて上昇した分は今週調整されている。

 6月1日と3日を結んだ上昇ラインを下抜け、再び一目均衡表の雲の下に出た。先週金曜日のスタート時点の96円半ばが下値の最初のメドとなろう。
 ボリンジャーバンドは上限下限を行ったり来たりである。上限で売り、下限で買いをすれば簡単なのだが、センチメントは上限で買い、下限で売りなので実際は難しいかもしれない。移動平均線5日がまだ上向きなので本格的な下げではないだろう。

今日のご予定は以下の通りである。

8 日  4月機械受注、5月企業物価指数 
10   仲値ゴトビ、豪WESTPAC6月消費者信頼感指数 
11   中国2月PPI和CPI 
13   自民党成長全体会議(経済財政改革)、日銀門間調査統計局長景気討論会へ出席
15   独 5月CPI確報、仏 4月鉱工業生産、製造業生産 
16   与謝野大臣講演 
17   英 4月鉱工業生産、貿易収支 
19   日本対カタール(横浜国際スタジアム) 
20   米 住宅ローン借り換え申請、パラモECB理事講演、南ア4月製造業生産
21   米 4月貿易収支、加 4月貿易収支、新築住宅価格指数 
23    国際金融協会会合(ボルカー再生諮問議長、周中人民銀行総裁出席)、リッチモンド連銀総裁講演
24   アフリカ世界経済フォーラム、デュークFRB理事講演
1   シュタルクECB理事講演  
3   米 ベージュブック
5  センタンスBOE政策委員講演
6  NZ中銀政策金利へ
 
 外債外貨投信=岡三ワールド・ベスト・カンパニー(中国)WBC 
 講演=与謝野大臣、世界経済フォーラム(ケープタウン)リッチモンド連銀、パラモECB理事、シュタルクECB理事、デュークFRB理事、 センタンスBOE政策委員、国際金融協会会合(ボルカー再生諮問議長、周中人民銀行総裁出席)
 決算 特になし

(写真=ジョビン君、中華街関帝廟に近いアンティークショップTEF TEFにいます。

は子犬さえも怖いです。子供の頃お尻噛まれてさらに注射されて以来。猫はライオンまでいいです。)
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