野村雅道のID為替研究所 (Day)

2.26事件と危険なデフレ

2009年02月26日 08:22
野村雅道
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     2月26日(木)「2.26事件と危険なデフレ」
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極端なインフレ、デフレはともに景気には甚大な影響があるがやはりより深刻なのはデフレであろう。インフレには対応可能なことが多いし、金融当局は景気を冷やす為に金融引き締め策を極端に言えば無限にとることが出来るがデフレの場合は金利引き下げはゼロまでなので限界がある。日本の景気が失われた10年以降も冴えず、国民の可処分所得が増えないのもデフレに対応出来ないからだ。

今日は2月26日で1936年の2.26事件も思いだす。

ケインズの言葉に「デフレをやったただひとりのローマ皇帝は暗殺された」がある。274年にデフレを強行したアウレリアンのことだ。デフレでは皇帝でさえ命が危ない。1930年に金解禁をおこなった井上準之助蔵相も血盟団の凶弾に倒された。インフレ防止しようとした高橋是清蔵相も軍部の予算増要求を拒否し2.26事件で暗殺された。

さてドル円は急激な上げが止まらない。今日は久々に東京市場が97円台で輸出が出て下押しするがそもそも輸出自体が減少しているので限界がある。急激だが売りを示すサインは出ていないので輸出とともに売ってもこまめに利食いたい。

ユーロドルはなかなか上昇しない。3日連続陽線が出ない。2日止まりとなる。来週の利下げ思惑も消えない。
NZドルドル、豪ドルドル 豪ドルはユーロドルに連れ安。NZドルは豪ドルに連れ安。豪ドルは来週の利下げ思惑もくすぶる。
クロス円全般は来週4中銀の政策金利決定があるだけに買い上げにくいか、上げるとしたら日本の要因だろう。

朝方は発表されたNZ1月貿易収支ー1.87億NZであった。

中国株オープンもやや上昇速度を緩めているだけに注意したい。
独2月雇用統計やCPI、ユーロ圏2月消費者信頼感指数、英中銀総裁証言で来週のBOE、ECBの政策金利決定を占いたい。トリシェ総裁講演もあり。 
米国は失業保険、1月耐久財受注、1月新築住宅販売に米大統領予算教書。 
  
 決算はGAP、RBS、シアーズ、デル、GM
 起債はオランダ自治体金融公庫、カナダ輸出金融公社サムライ債、デンマーク地方金融公庫ランド債

(写真=@みかんワインセンターA菜の花B熱川の河津桜) 
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