野村雅道のID為替研究所 (Day) 外為どっとコムFXブログ

「再びリスク回避、各国通貨事情」

8月30日(月)「再びリスク回避、各国通貨事情」

*全体=再びリスク回避する動き。日本の景気対策はModest stimulus package(控えめな、少額の景気対策)とWSJが評していた。円高対策と言う割には円高是正には繋がらないもの。民主党分裂が円安対策であったかもしれないがトロイカ体制で乗り切る報道もあり。

米国=米・7月個人所得(前月比)、前回: 0.0%、予想:+0.3%、今回:+0.2%
米・7月個人消費支出(前月比)、前回: 0.0%、予想:+0.3%、今回:+0.4%

2QGDP (前期比年率)(4-6月)、前回:+2.4%、予想:+1.4%、今回:+1.6%

バーナンキFRB議長○一段の行動が必要となれば追加的刺激策の用意ある○2011年の景気上向きへの条件は整っている○FOMCは物価安定へ向け必要な措置を確実に実行へ○経済はなお予期せぬ展開にぜい弱○インフレ率はしばらくの間、現行水準近辺で推移へ。○好ましくないインフレとインフレ率低下リスクは小さい○景気回復継続に向け『あらゆる手段』講じる。
 
中国=上海株上昇。外部では米株上昇と金融緩和観測、国内では地域振興策を好感

今週は製造業PMIあり
*日本へのレアメタル輸出に難色、日中経済対話、南アも経済人400人連れ訪中、どこも中国詣で
*中国当局=インフレ期待を押し下げるため信用やマネーの伸びを適切に管理する
 中国の一部都市の不動産価格は依然高すぎる、引き続き大きな政策課題
*中国商務省報道官=2QGDPが日本を上回ったことは中国経済力の一面示す、一人当たりGDPにより注目する必要がある

円=経済対策の基本方針(内閣府)
○我が国景気の下振れリスクが強まっている○為替市場の過度の変動は経済・金融の安定に影響及ぼす○引き続き為替の動向に注視し必要な時には断固たる措置○新成長戦略実現推進会議(仮称)を設置する。

 菅首相= 9200億円を活用-経済対策の基本方針を決定した○日銀の対応に一定の評価させてもらった○基本方針と日銀の新たな金融政策の2本柱で対応○必要に応じて補正予算も検討○経済対策自体は9月10日には決定したい。

白川日銀総裁=必要なら適時適切に対応行う○標準シナリオも幾分下方修正の可能性も否定せず○下振れリスク、より注意する必要から前倒し的に緩和○効果と副作用考え最適と判断-長期国債買い入れ○政府が対策取られることも意識した○津田委員は追加緩和効果限定的として反対。
 
日銀臨時金融政策決定会合結果=○新型オペによる資金供給の期間を6ヶ月に延長-10兆円○新型オペによる資金供給額を20兆円から30
兆円に引上げ○翌日物金利0.10%に据え置き○政策金利の据え置きは全員一致で決定○長期国債の買入額は『月1.8兆円』に据え置き。

*ユーロ=ユーロ圏・8月消費者信頼感、前回:-12、予想:-12、今回:-11

トリシェECB総裁=各国政府が債務削減に向けた努力を先送りすれば、「失われた10年」を招きかねない
・今後10年のマクロ経済での課題は「失われた10年」にしないこと

*ウェーバー独連銀総裁=独の労働市場は改善しつつある、ユーロ圏経済は自律的・持続的な回復に移行しつつある
独連銀総裁の職務に注力するトリシェECB総裁の後任となる可能性ない、ドイツの失業率は7%水準で推移
目先の危機は終了したが、危機全てが終了したと宣言するのは時期尚早だ、ECBは次回の会合で流動性について協議するだろう
財政改革の進展は信頼感の回復を手助けする

*以前は=ウェーバー独連銀総裁=○年末まで無制限の資金供給を維持するべきた

英=英・GDP(前期比)(4-6月期)、前回:+1.1%、予想:+1.1%、今回:+1.2%
英財務省=経済について慎重ながら楽観的だが、仕事はまだ終わっていない
7月小売売上高指数(前月比)、前回:+0.7%、予想:+0.3%、今回:+1.1%、2QGDP以来のいい数字

スイス=スイス・8月KOF景気先行指数、前回:2.23、予想:2.20、今回:2.18
ジョーダンスイス中銀副総裁=政策はシンプルで、効果的であるべき
ヒルデブランドSNB総裁=インフレは引き続き長期的なリスク、経済の不透明性は引き続き高い、特定の為替水準を持っているわけではない、スイスはデフレにもインフレにも直面していない、下半期の経済成長は弱まる可能性
7月貿易収支、前回:+17.7億CHF、予想:+18.2億CHF、今回:+28.9億CHF
8月ZEW景況感予想指数は9.1(7月は2.2)


*豪=7月HIA新築住宅販売(前回-5.1%)結果-7.0%
2Q企業収益(予想+5.8% 前期比)結果 18.9%
 2Q企業在庫 前回(-3.3%、予想0.4%) 結果-0.5%

6月景気先行指数 前回0.3%、今回0.1%、2Q設備投資 予想2.3%、前回-0.2% 今回-4.0%

NZ=貿易収支(7月)予-0.4億、 前2.76億NZD 結果 -1.86億
NBNZ企業信頼感(8月)予N/A 前27.9 結果16.4
7月マネーサプライ(前回-3.3%)結果-2.8%
イングリッシュNZ財務相=輸出が経済回復を牽引

ボラードRBNZ総裁=経済回復は緩やか、GDP成長は続く見込み、インフレへの圧力は高まるだろう

ランド=ゴーダン南ア財務相=インフレを示すデータ、素晴らしい
SARB(南ア準備銀)の金融政策委員会は、経済支援の必要性を政策決定の考慮に入れるだろう、経済成長には不透明性ある
7月PPI(前年比)、前回:+9.4%、予想:+8.6%、今回:+7.7%
 7月CPI(前年比)、前回:+4.2%、予想:+4.0%、今回:+3.7%
 2QGDP=南ア 2QGDP(年率換算)前回4.6%、予想3.9%、今回3.2%

公務員スト突入、政府=賃上げする原資なし
ゴーダン南ア財務相、政府は依然としてランド高を懸念、

*カナダ=2Q経常収支(4-6月期)、前回: -78億CAD、予想:-107億CAD、今回:-110億CAD
7月鉱工業製品価格(前月比)、前回:-0.9%、予想:+0.4%、今回:+0.1%

カナダ・7月原料価格指数(前月比)
前回:-0.3%、予想:+0.2%、今回:+1.8%

7月消費者物価指数(前月比)、前回:-0.1%、予想:+0.6%、今回:+0.5%
7月消費者物価指数(コア・前月比)、前回:-0.1%、予想:+0.1%、今回:-0.1%
7月景気先行指数(前月比)、前回:+1.0%、予想:+0.7%、今回:+0.4%
 6月卸売売上高 (前月比)、前回:-0.1%、予想:+0.4%、今回:-0.3%

*カナダ経済は景気刺激策に沿って拡大している、経済は比較的良好な成長を示している

+++++++++++++++++ 

*米株=下落
*中国株=外部要因好調、国内も地域振興策好感し上昇。
*米債券=GDPが予想を上回ったことで売られ利回り上昇
*原油=金利低下
*貴金属=金銀上昇、白金、パラジウム下落
 

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