FXブログ 野村雅道のID為替研究所 (Day)

8月1日(水)「各国経済事情」

8月1日(水)「各国経済事情」

*全体=米景気やや弱まる。週末に雇用統計、豪英欧中銀金利決定

*米国=GDP予想を下回るもミシガン、シカゴで巻き戻し
7月ミシガン大学消費者態度指数、前回:66.5、予想:67.0、今回:67.8
7月シカゴ購買部協会景気指数、前回:59.1、予想:56.0、今回:62.3
米・四半期実質GDP (前期比年率)(4-6月)、前回:+2.7%、予想:+2.6%、今回:+2.4%

セントルイス連銀総裁 =○回復持続が最も可能性の高いシナリオ○必要に備えて一段の緩和計画が必要○可能性がある2つの
道、デフレと正常への回帰○必要ならば米金融当局は他の措置をとる○量的緩和は効果を表すだろう。
米・ダラス連銀総裁発言 = 更なる緩和策を講じても経済成長を後押ししない可能性○米経済は長い低迷期に直面○米経済成長
は今後3%未満が長期化する可能性○FRBは物価安定をコミット

セントルイス連銀総裁発言  FRBは国債を買入れし、ショックに対応すべき○実質的なゼロ金利維持は諸刃の剣だ○米経済は日本型の結果に近づきつつある○日本が講じた積極財政拡大は機能しなかった○最も可能性の高いシナリオは回復の継続であり、その場合更なる緩和策は必要ないだろう○米経済は秋季にかけて回復しインフレが加速する可能性も

*米地区連銀経済報告(ベージュブック)○賃金は総じて抑制されている○個人消費は拡大も高額商品の売上は鈍化○多くの地区で自動車販売がこのところ減少○大部分の地区で住宅市場が低迷○大部分の地区で融資は引き締められている○経済は総じて拡大も2地区横這い○製造業は幾つかの地区で拡大ペース鈍化から頭打ちへ

オバマ米大統領=米経済を信頼している
米・6月耐久財受注、前回:-1.1%、予想:+1.0%、今回:-1.0%
  6月耐久財受注(除く・輸送)、前回:+0.9%、予想:+0.4%、今回:-0.6%
米国・MBA住宅ローン申請指数(前週比)、前回:+7.6%、今回:-4.4%

米・新規失業保険申請件数、前回:46.4万件、予想:46.0万件 、今回:45.7万件

中国=IMFスタッフ報告
・人民元は著しく過小評価されているとの見方を改めて表明
・中国は人民元相場が今ほど均衡に近づいたことはないと判断
・中国はインフレの落ち着きとともに金利引き上げの必要性は低下したと判断

 中国外為当局=外貨準備の通貨構成、短期間では調整できない、2010年の中国GDP成長率は9%を上回る可能性高い
人民銀行=○景気に対し慎重ながら楽観的○経済政策の安定性維持を続ける○ファンダメンタルズは減速の兆候にもかかわらず依然良好○人民元改革は国際収支の改善につながる○人民元改革は金融市場の安定に役立つ○適切にインフレ期待に対応する○中国は輸出依存を減らしている○中国経済の二番底の可能性は低い。

*中国人民銀副総裁発言=一段と柔軟な人民元が金融政策に役立つ,柔軟な人民元相場が資産バブル抑制に役立つ,人民元の調節が輸入インフレを抑えるのに役立つ,穏やかな元の変動は貿易不均衡を是正できる。

円=6月住宅着工戸数(前年比)、前回:-4.6%、予想:+1.8%、今回:+0.6%
 6月鉱工業生産(前月比)、前回:+0.1%、予想:+0.2%、今回:-1.5%
6月失業率、前回:5.2%、予想:5.2%、今回:5.3%
6月有効求人倍率、前回:0.50、予想:0.50、今回:0.52

6月全国消費者物価指数 (前年比)、前回:-0.9%、予想:-0.7%、今回:-0.7%
6月小売業販売額(前年比)、前回:+2.8%、予想:+3.2%、今回:+3.2%
6月大型小売店販売額(前年比)、前回:-4.0%、予想:-4.0%、今回:-3.0%

野田財務相=マーケットを注視している=円高で。デフレ脱却議連の提言、真摯に受け止める
民主デフレ脱却議連事務局長=円高対応、市場介入ではなく金融緩和で適切な水準に収めるべき
金融緩和政策、日銀の判断だが国債買いオペ増も選択肢、デフレ脱却にはインフレターゲットなどリフレ政策が必須
政府は毎年、次年度の物価上昇目標を決定・公表して日銀に通達、物価上昇目標はCPI2-3%の間、日銀は目標の上下1%以内に維持を
デフレ・円高不況の原因は日銀の金融失政、日銀法改正に速やかに着手、日銀の自主性を維持し、物価安定だけでなく雇用最大化も目標とする

亀崎日銀委員=  引き続き為替相場を注意深く見ていく、円高の影響あるが先行きの回復シナリオは変えず、円高は短期的には輸出の下押し要因に、円高は設備投資や消費にも影響あるかも、10-12月期に一時的に経済停滞の可能性もある。

*ユーロ=強かったIFO指数後もマチマチの指標、南欧金利は落ち着き
ユーロ圏・6月失業率、前回:10.0%、予想:10.0%、今回:10.0%
ユーロ圏・7月消費者物価指数速報(年比)、前回:+1.4%、予想:+1.7%、今回:+1.7%
独・6月小売売上高指数(前月比)、前回:+0.4%、予想:-0.2%、今回:-0.9%
独・6月小売売上高指数(前年比)、前回:-2.4%、予想:+1.0%、今回:+3.1%
ドイツ・7月失業率(季調済)、前回:7.7%、予想:7.6%、今回:7.6%
ドイツ・7月失業者数、前回:-2.1万人、予想:-2.0万人、今回:-2.0万人

*ラガルド仏財務相= 景気が二番底に陥るリスクはない、2011年に経済成長はかなり上向く、欧州ソブリン債デフォルトリスクは非常に低い○成長への足かせは重い債務、中国とインド、新興市場が経済成長をけん引する

*英=ポンド続伸
英・7月GFK消費者信頼感調査、前回:-19、予想:-20、今回:-22
英・7月ネーションワイド住宅価格(前月比)、前回:+0.1%、予想:-0.3%、今回:-0.5%
*キャメロン首相昨日はトルコのEU加盟を支持、インドとは貿易量5倍増を表明
*2012年オリンピックまであと2年、モチベーションは経済でも高まるか

キング英中銀総裁=英景気回復が持続するかどうか確信もてない、インフレには、上振れと下振れの双方のリスク、資本規制厳格化は銀行を強化する、銀行のバランスシートは今も修復中、英中銀は必要に応じどちらの方向にも動く用意ある、『正常』な金利までにはかなりの距離、MPCは物価リスクを均衡させる難題に直面、英経済への最大の脅威は国際経済からのリスク。

*スイス=KOF先行指数-7月:2.23 (前回2.30)

スイスの6月UBS消費指数は1.810となった。5月は1.712。
*スイス金融大手、UBS の4-6月期決算は純利益が20.1億スイス・フラン。
*SNBは半期で約40億スイスフランの損失と予想


*豪=今週は政策金利決定、支持率は与野党逆転
スワン豪財務相=金利は『正常に戻った』、インフレは和らぎつつある。
 豪・2Q-消費者物価(前期比)、前回:+0.9%、予想:+1.0%、今回:+0.6%
 豪・2Q-消費者価格(前年比)、前回:+2.9%、予想:+3.4%、今回:+3.1%

スティーブンス豪中銀総裁=豪経済はトレンド付近の成長、インフレは目標に近い、欧州は予想より早く財政政策を引締めの公
算、世界の成長の緩和を予想。

*NZ=景気指標はマチマチ。
NZ・6月住宅建設許可(前月比)、前回:-9.6%、今回:+3.5%
NZ・6月貿易収支  、前回:+8.14億NZD、予想:+3.68億NZD、今回:+2.76億NZD

NZ中銀は0.25%利上げ、3.0%としたが、声明では
 利上げのペースはより緩やかになる見通し
・NZ経済の成長見通しはやや軟調
・金融政策によるサポートを縮小させるのは適切
・NZドルの上昇は経済成長見通しと一致しない
・景気拡大に伴いインフレ圧力は拡大とした。

*イングリッシュNZ財務相=NZ経済の回復には依然ムラがある、弱い消費は中小企業に影響を与えている
*NZ・7月NBNZ企業信頼感 、前回:40.2、今回:27.9
  
*ランド=金利は据置、CPI落ち着く、PPI上昇。ストの季節
南ア・6月貿易収支、前回: -3億ZAR、予想:-16億ZAR、今回:+56億ZAR
南ア・6月生産者物価指数(前月比)、前回:+0.2%、予想:+2.2%、今回:+4.0%
南ア・6月生産者物価指数(前年比)、前回:+6.8%、予想:+7.4%、今回:+9.4%
南ア・6月CPI(前月比)、前回:+0.2%、予想:+0.3%、今回: 0.0%
南ア・6月CPI(前年比)、前回:+4.6%、予想:+4.5%、今回:+4.2%

失業率-2Q:25.3%
 
ドルランド7.3割れで強調推移

*ズマ大統領=ランド相場水準で議論あり
*マーカス中銀総裁=金利据置には異論なかった、ランドの水準に目標を設ける事は困難であり、コストを伴う
政策委員会がランドに関して協議したのはほんの短い時間だ、ランドの変動幅は大きい、ランドの目標水準は持っていないランドの動向、インフレターゲットに沿うべきだ
*公務員スト避けられず
     
*カナダ=指標やや弱し
5月GDP(前月比)、前回: 0.0%、予想:+0.2%、今回:+0.1%
6月鉱工業製品価格(前月比)、前回:+0.3%、予想:+0.2%、今回:-0.9%
6月原料価格指数(前月比)、前回:-7.2%、予想:+1.0%、今回:-0.3%

5月住宅価格指数=前年比+13.6%となった。
 ドゥガイー中銀副総裁=さらなる利上げも排除せず、政策金利は0.25%引き上げ0.75%へ、2カ月連続引き上げ。
 *カナダ・6月消費者物価指数は落ち着き。コア(前月比)、前回:+0.3%、予想:+0.1%、今回:-0.1%
 カナダ・6月消費者物価指数コア(前年比)、前回:+1.8%、予想:+1.9%、今回:+1.7%

*カーニー中銀総裁=個人消費は減速すると予想、予測よりも消費者が支出を削減するリスクある
*金融政策は引き続き、2%のインフレターゲット達成を目指す
*カナダの金融政策は非常に緩和的だ
*企業投資に対する全ての状況は上向いている

*2010年のGDP見通しは、3.7%から→3.5%へ、2011年の見通しは3.1%から→2.9%へ
カナダの設備投資はまだ回復していない

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*米株=2QGDPが予想下回るも、シカゴPMI、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回り小幅下げにとどまる
*中国株=適度な金融緩和継続で堅調に推移していた週末は調整で小幅安
*米債券=株と違って、GDP後のシカゴ、ミシガンの強さでも売られず利回り低下
*原油=米2QGDPが予想下回るも、シカゴPMI、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回り総じて戻す
*貴金属=米2QGDPが予想下回るも、シカゴPMI、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回り総じて戻す
*穀物=ロシア欧州干ばつによる小麦高騰を受け上昇。大豆は1000のせ

 

 


 

2010年8月 1日(日)10:23 コメント(0)
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