FXブログ 野村雅道のID為替研究所 (Day)

ホンダ、ソニーの泣きをそっと見守る中川大臣

     12月18日(木)「ホンダ、ソニーの泣きをそっと見守る中川大臣」P1000026fuy.JPG

 短観、FOMCを消化しいよいよ今週も明日の日銀政策決定会合を残すのみとなった。来週から市場の参加者はめっきり少なくなるだろうが、ビッグスリー救済案も未決、株式市場も不安定、日本の政局不安、小さいところではNZの3QGDPなどもあり変動幅が大きくなることもあろう。

 先月のソニーの記者会見に続き、昨日のホンダの社長の記者会見も深刻というか悲鳴に似たものであった。未曾有の危機と政府は言うが、対策は過去の円高不況など比べればないに等しい。政府がハードランディング政策をとっているようにも思える市場不介入でもいいがそれなら農産物の高関税という介入などもすべてなくしてからの話だろう。片方で介入(規制)し片方で放置はいけない。

 「べき論」はさておき18日で官公庁の外貨送金も出ることもあるがレギュラーではない。昨日のように午後からが勝負となろう。不介入宣言をした中川大臣だが万が一の介入の想定だけはしたい。おそらく単独介入なので時間帯は仲値決定以降、夕刻までとなる。その後は欧米に委託介入も出来るがやはり遠慮勝ちとなろう。

 昨日のポイントとしたNYダウが利下げ後2日連続上昇するかというところは適わずとなった。中国株は小動きだが依然利下げや追加対策期待感が出ている。

ユーロドルは続騰で今年の高値安値の半値1.41795を抜けた。9月後半にもみ合った、また200日線でもある1.47-1.48が次の上のポイントである。ユーロ当局が実質ゼロ金利を嫌うコメントを出し続けるかがポイント。ただユーロは当局者が多すぎる。

また昨日はドル下げでポンドが下げた。いつも為替で異例の動きをするのは円とポンドだ。島国由縁の独自性だろう。ポンドは1985年のプラザ合意のドル下げでもドルが上がりぽポンドが下がった。EMSに入ればソロスに攻撃されBOEが負けるなど弱い時もあるが、ユーロに加盟しなかったことにより意外に強調推移していた。ポンドは手ごわい通貨、やりがいのある通貨であるがあまり収益計算は期待出来ない通貨。銀行のディーリングルームでは戦力外で趣味の通貨。ただポンドだけ数百億損を出したチームもあった。私も東京市場でポンドでコンスタントに儲けているディーラーは一人しか見たことがない。かといって彼にドル円をやらせればその数倍儲けるのだからやはりマザーカレンシーを取引するアドバンテージは高い。

他の指標は日本のマンション販売見通し、独IFO、米国失業保険、先行指数、フィラデルフィア連銀景況指数など。良いわけがない予想。

(写真=冬の山手①綺麗になったえの木てい②山手234番館のクリスマスイルミネーション③みなとの見える丘公園から大仏次郎記念館を見る)P1000027fuy.JPGP1000036fuy.JPG

2008年12月18日(木)09:13 コメント(0)
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