11月19日(水)「プラスになる自信はとてもない」本日は外為マーケットビュー&チーファンラマアップ致します
このブログを書いている現在も自動車ビッグ3の公聴会が開催され日本へも放映されている。ビッグ3幹部は救済を求めている。ポールソン財務長官はTARP(不良資産救済法=7000億ドルの資金、現在3000億ドル使用中)以外の対応をとることを示唆している。株価はGMが3.09ドル、フォードが1.68ドルで時間外も若干下落中。オバマ次期大統領が救済を表明しているだけになんとかするのだろうが誰がお金を出すか。米国民の税金か、何でも頼られる中東、中国の資金か。トヨタの格付けもAAAから引き下げる格付け会社もあるがビッグ3はCCC。
さて90円台にも目が慣れてきたので輸出も少しずつオファーを下げている。月半ばの外債利金の円転や一部償還も終えドル円もやや落ち着いている。90円近辺ではG-7緊急円高懸念声明や中川財務大臣の口先介入が出ていたが95-100円では特に発言が出ない。今後は時間外を含めたNY株の動きや海外企業の決算で欧米へのリパトリが出るかどうかに注目したい。ボーナス投信の季節だがボーナスが充分出るかどうか。
異例にも日本政府自らが08年度、09年度の成長見通しがマイナスであることを与謝野大臣が表明した。「プラスになる自信はとてもない」と。そうなれば何か対策を引き続き取らざるを得ない。財政がままならぬ日本では日銀とのチームワークが重要だが、今週の日銀会合はどうなるのだろう。前回のような0.2%とか0.25%とかミクロの議論をする段階ではないだろう。動き出す政府の裾を引っ張り無味乾燥な「現状維持」となるのだろうか。