FXブログ 野村雅道のID為替研究所 (Day)

2008年10月29日アーカイブ


為替は当局の手のひらで動く

     10月29日(水)「為替は当局の手のひらで動く」本日はチーファンラマアップ致します
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 為替相場は当局の手のひらで動かされるもの、それは明治開港の1ドル1円から現在まで歴史で変わっていない。ただ当局の出るタイミングはデイトレーダーの取引の時間のスパンとは合わず、じっくりゆっくりということは意識したい。期待しても出てこない。

 私は当局は嫌いだが優秀であり、実権もあるのでID為替にも「当局の項」を入れて動きを注視している。今回は日曜深夜の中川大臣の動きが既に述べたがキーだった。またこれまで日銀よりの考えを示していた与謝野大臣(昨日法政4連戦で惜敗した我が野球部の先輩だがその考えは合わなかった)が利下げ示唆をしたこともサプライズであった。

  さて102円程度に輸出の売りレベルを下げていた輸出業者はおそらく90円台前半ではドルを売らなかったろうが、ここまで水準を上げてきたドル円相場で踏ん切りをつけて売るかどうか。そのあたりも当局の行政指導が入るものと思われる(あまり戻りを期待してはダメというか、まだ我慢しなさいというか?)。

 異例のG-7円高懸念声明が効力を発したのであるが、ソニーやキャノンの悲鳴を伴った業績下方修正が政治家を動かしたのだろう。ドル円自体は360円から79円までの円高を達した95年以降は概ね安定していた。G-7の思惑が貿易不均衡是正から為替相場安定重視へ変わったからだろう。ただそれは常に対ドル相場からの観点であった。その間クロス円は大きく動いてきたのであるが、漸く今後はクロス円相場安定にも世界の関係当局は力を注ぐだろう。

 上げでも下げでもクロス円が大きく動くことはドルの地位が低下していることを示す。背景には世界でのドルの地位低下、ユーロの上昇、アジアでの円の地位低下、人民元の上昇がある。円高是正がこれだけ株価を引き上げるとなればG-7でも今後は注目されていく。

P.S.昨日で3日連続豪ドル買い介入をしている豪中銀RBAは今週の相場安定における敢闘賞ものである。

(写真=カモメがいない。最近山下公園を散歩しているとカモメがいないことに気づく。いやハトもいない。カモメやハトは渡り鳥だったのだろうか、よくわからない。来年の山下公園沖での開港150年記念トライアスロン実施へ向けての海の浄化作業が影響しているのだろうか?)P1000007ic2.JPG
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2008年10月29日(水)07:38 個別ページ コメント(0)

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