11月12日放送分
今日のテーマは「男は40代?、勝負は50台!」というテーマです。多くの人が日々の生活に不安、悩みを抱えて生きています。内閣府が行なった昨年のアンケート結果からも窺えます。なんと、67.6%の人が将来に不安を感じているようです。その原因の一つが老後の生活設計なんだそうです。
夫婦二人で60歳以降の生活費は教科書的には1億円と言われています。もちろん、60歳までに1億円用意する必要はありません。退職金や年金で大半をカバーできます。しかし、通常1500万円前後が足りない、と言われています。この金額をどうするのか、ということです。
お金を殖やすという資産運用にはリスクが伴います。個人差はありますが、一般的には年齢とともに資産運用でリスクはとれなくなっていきます。でも、僕は50代こそが大勝負だと思います。この年代は子供から手が離れ、ローンも終わりが見えてくる世代。そして、お給料も少しは多くなっている。つまり、余裕が出てくる世代なのです。この10年間でどれだけ殖やせるかが、老後どのような生活のするのかの分岐点と言っても過言ではないでしょう。
11月5日放送
マイルの達人登場!今週はゲストの方をお迎えしました。マイルの達人こと、桜井雅英さんです。私もマイルは結構貯めています。如何せん、国内出張のほとんどを飛行機で行っていますから。名古屋と仙台までは新幹線ですが、それ以外は飛行機です。今年は、何と、80回も飛行機になっていますが、そこで貯めたマイルは20万マイルぐらいだと思います。もちろん、買い物のどのポイントもマイルにしてあります。しかし、桜井さんが貯めた年間のマイル数は、60万マイルなんだそうです。これは、凄い!相当な数の海外出張がないと行かないと思います。逆に、それだけ忙しいと言うことにもなるのですよね。マイルを貯めるには、マメでないとダメなんだそうです。こまめにカードなどの払いのポイントをマイルに移行していくのです。そういえば、昔、ゴルフコンペの幹事や忘年会の幹事を買って出て、カード払いにしてポイントを稼ぐという裏技もありましたが、今では有名になってしまい、逆にこの方法を取るとヒンシュクを買うのでお勧めできません。でも、値上がりが進行している昨今、使うカードを広げずにポイントを貯めたり、マイルを貯めたりするのは大事なポイントだと思います。是非、お手持ちのカードを整理してみてはいかがでしょうか。
10月29日放送
この秋は値上がりの秋となりました。
ハウス食品は11月から「バーモントカレー」を値上げします。ヱスビー食品も家庭用ルーや業務用レトルトを値上げします。日本水産も11月からちくわ類やカニ風味かまぼこ類などの練り製品を5~15%値上げ。明星食品の「チャルメラ」もしかりです。
おおよそ、食料品が10%前後値上がりします。ということは、私たちの生活費も10%近く増える可能性があるのです。巷では、消費税の税率アップが話題となりつつありますが、その消費税よりもアップ率はおそらく高いでしょう。この値上げは厳しいと思います。
なぜなら、サラリーマンの給与は上がっていないからです(9年連続)。つまり、生活費アップ、収入減はシャレになりません。
値上げの原因は原油高です。原油が上がることによって、燃料費の上昇、原材料の上昇、そして、ガソリンの代替燃料として注目されているバイオエタノールの原料、とうもろこしへの転作が進み、とうもろこしの値段が上昇するとともに他の作物の生産量が減ってきていて、穀物の値段が上昇。つまり、上昇の連鎖が続いているのです。
そこで、この値上げに負けないように対策をひとつ提案。週末の新聞のチラシをよく研究しましょう。今こそ、合理的な行動をするときです。すなわち、AスーパーよりBスーパーが安ければ、遠くてもBスーパーに行きましょう。逆に、Aスーパーでポイントを貯めているのであれば、浮気をせずにポイント貯めて活用しましょう。
10月22日放送
「孝行したい時には親はなし」という言葉があります。自分自身が人生の中間点を過ぎ、いよいよ後半戦に入った頃から意識し始めたのが両親の存在です。普段は親の存在を空気のような存在、すなわち、いるのが当たり前として生活してきたのが、親の老いと同時にいつしか訪れる別れを意識し始めたのです。父親の存在を意識したのは17年前に観た映画、「フィールド・オブ・ドリームス」です。その映画の中で、主人公のケビン・コスナーは大リーガーであった自分の父親とキャッチボールをするのです。もちろん、父親はゴースト、ケビン・コスナーが畑をつぶして作った野球場に現われるゴースト(亡霊)なのです。この映画を観た晩、僕の枕は濡れました。自分はもう2度と父親とキャッチボールをすることが出来ないんだ、と。僕に野球を教えてくれたあの元気な父親の姿は今はなく、認知症が始まっている年老いた父親は窓の近くで日当たりの良いソファにちょこんと座っているだけです。
僕の学生時代には星一徹ではないかと思うぐらい厳しかった父親。無理もないです。子供の教育費は一人、1500万円から2000万円かかると言われています。僕らのために教育費を稼いでくれていたのですから。しかも、僕は二人兄弟で、揃って高校から私立高校しかも浪人経験(浪人1年100万円)、父親の脛は僕ら兄弟がかじってしまいました。
これから、益々、高齢化のスピードは増していきます。医療、介護、年金等々問題も山積しています。高齢化問題はお年寄りだけの問題はなく、若い人も含めて真剣に取り組んでいかないといけない問題ですよね。
10月8日放送分
10月に入ると思い出すのは就職。以前は10月1日が会社訪問の日でそこで内定をもらったものでした。最近ではさらに形骸化してきていいますね。そこで、今週は、会社選びは投資上手、ということでお話しましょう。
株式投資の際「どの会社の株を買っていいのかわからない」という質問に対して、僕は「どこでも就職できるので、どの会社に就職しますか」と尋ねます。就職したい会社をヒントに投資を考えてみると自分のメガネに合った会社を選べます。だって、入った会社が成長し、大きくなっていけば楽しいじゃないですか。そうなればその会社の株価も上昇しているはず。
ところで、ダメな会社の例をいくつかお話しておきましょう。僕の3つの経験から得た答えです。
ファンドマネージャーの目からは、社長がよく遊んでいるな、という印象を受ける会社には投資をしませんでした。転職者の目からは、経営の柱をぶらす会社、はすぐに辞めました(6回の転職のうち4社は既にこの世にありません)。投資家の目からは、経営者をしっかり見ていく、ということです。
参考にしてみてください。
10月1日放送
マネー塾も5年目を迎えました。これも応援してくれている多くのリスナーの皆さまのおかげです。今後ともよろしくお願いします。お金に関する疑問や質問があればドンドンお便りをください(ただし「お金を貸してください」と言うのはダメですよ)。さて、今週はゲストをお迎えしました。バルセロナ五輪、アトランタ五輪と2大会連続、女子マラソンでメダルを獲得した有森裕子さんです。有森さんとは、大阪のイベントでご一緒させていただいたのがご縁でマネー塾に来ていただきました。2大会連続でメダルと獲得するというのは最低でも4年間以上は世界のトップクラスを維持しないとなりません。さぞかし、多くのマラソン大会を積んでいると思いきや、フルマラソンは12回しか経験がないそうです。でもそのうち2つがメダルですので、これはすごいことですよね。でも、マラソンというのは他の陸上スポートと違って、ついついテレビの前で2時間半近く見入ってしまいます。それだけ、陸上の中でも花のあるスポーツ、また、メディアから見ると数字の取れるスポーツなのです。それが証拠に、旅行会社では「マラソンツアー」なるものが増えているそうです。また、世界5大マラソン大会というものがあり、盛り上がりを見せています。ところが、残念ながらこの5大会には日本の大会は一つも含まれておりません。なぜならば、この5大会というのは「賞金レース」というのが前提だからだそうです。日本の大きな大会というのは賞金レースではないのです。
しかし、有森さんに言わすと、日本のマラソン界ほど選手にとって素晴らしい練習環境等の整った国はないのだそうです。それに加えて、女子選手の中には自ら厳しい環境に追い込みプロになる選手がいます。ここに日本の女子マラソンが強い理由があるのではないでしょうか。では、男子でプロになる選手はいるのかと言いますと、まずいないそうです。引退した後にその所属する実業団の企業に会社員として残る道を確保しておきたいからのようです。う~ん、なんか、ひと昔前の日本の社会を見ているような気がしたのは僕だけでしょうか。いずれにしても、北京オリンピックの女子マラソンの活躍を期待したいと思います。
10月1日放送予定
いまなお、記憶に鮮明なマラソンランナー有森さんの勇姿。有森さんは大観衆が見守る最終トラック上で何を思っていたのか?当時を振り返るとともに、気になる来年の北京オリンピック話も。また有森さんが深く関っている海外チャリティーマラソンやマラソンツアーなどマラソンを取り入れたビジネスの今後についても川口塾長と阿部まりなが鋭く斬り込みます。
9月10日放送分
一国の経済の規模を示す指標にGDP(国内総生産)があります。日本の場合にはおよそ500兆円超と言われています。そのうち、300兆円が私たちの消費となります。約6割です。この6割が動けば、経済、景気に刺激を与えることになります。ですので、不景気なると減税等の政策をとり、消費に刺激を与えるのです。
さて、最近若者、特に20代、30代を中心とした消費に関するアンケート結果がマスコミから発表されました。それによると、20代で車を持っている人は13%、数年前よりも10%も減ったそうです。この数字自体に違和感は覚えませんが、問題は次です。車を欲しい人と思っている人は25%、これは数年前の数字よりも半減したそうです。僕は、今の若者はデートで彼女を車に乗せたくないのかな、と驚いちゃいました。僕の時代の男は社会に出た時、車を買いたいなと思っていたものです。さらに、驚きの実態が…自由に使えるお金、つまり、お小遣いの使い道ですが、なんと36%の人が貯蓄だそうです(この辺はエライかな)。問題は休日に家にいる若者が43%…いったい休日に家で何をして過ぎしているのだろうか。ゲーム?この世代は団塊世代ジュニアで人口の比較的多い世代。団塊世代やこのジュニアの世代がアグレッシブに生活してくれないと消費も活発になりません。消費が活発にならないと、前述したように日本の経済が元気になりません。若者よ、みんなに生き方に未来の日本がかかっている!
9月3日放送分
今週は「サブプライム」問題を取り上げました。世界の金融界が今この問題に頭を抱えています。本来なら住宅ローンを受けられない人に対して、金利を高めに設定して貸出を行なう。しかも、その債券を小口化して各金融機関が保有している。ということは、ディフォルトしたりすると、どこかの金融機関に影響が出る。しかも、どの国のどの金融機関に生じるかはわからない…世界同時多発ディフォルト。性質が悪いですね。ただ、少しずつではありますが、次第に日本を含め、その影響度は明らかになっていますし、米国政府も対策を乗り出してきています。沈静化していくと期待したいものです。でも、日本人はもっと自分たちの国に自信を持つべきだと思っています。緩やかながらも景気は拡大しているし、企業業績も順調なのですから。景気の気は気持ちの気でもあります。慌てずに冷静に対応しましょう。
8月13日放送
今回は経済・お金に関係した格言を取り上げました。まずは「悪銭身につかず」たしかに宝くじや競馬などで当てたお金は、パッーと使ってしまうことが多いですよね。なかなか残すことが出来ません。こういうのを「メンタル・アカウンティング」といいます。日本語で言うと「心の会計学」。私たちはついつい同じお金でも心の中で区別しているものなのです。だから、あぶく銭は、すぐ使いたい気持ちを抑えて、半年以上は手の届かないところに預けたりした方がいいのです。「坊主丸儲け」という言葉もあります。元手がなくても利益を得ることが出来る、という意味なのですが、お寺出身の僕としては、あまりいい気分はしません(東京は台東区谷中のお寺です)。小学校に上がるまではお寺に祖父らと一緒に住んでいましたが、それはそれはお手伝いとか大変です。
最後に、「恒産ある者は恒心あり、恒産なき者は恒心なし」という孟子の言葉を紹介します。ちゃんとした生業を持っていると、正しい心も持ち続けることが出来て、心が安定する、という意味です。やっぱり、経済的な安定は昔から重要なのですね(裕福とは違いますよ)。