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2010年7月アーカイブ


お寿司

<7月12日放送分>

「これは旨い」
ひと口、頬張った後に笑顔で言った。年老いた父の笑顔を見るのは久しぶりだった。認知症が進み、口数が少なくなってくるとともに、次第に笑顔の数も減ってきた。しかし、昔から大好物であったお寿司を頬張ると父の顔は思わずほころんだ。昔からの味覚というのは記憶の中にしっかりとインプットされているに違いない。
「ここの店は、前に来たことあるよな」
と横に座っている母に訊ねる父。
「何回か来ていますよ。いつも『美味しい』と言って食べていたじゃありませんか」
来るたびに同じ質問される母であるが、その回答も毎回同じである。この店を訪れる時にはいつも事前にお店の人に、カウンターの端の席とそれから食べやすいように少し小さくにぎってくれるように頼んである。お寿司をにぎる大将もいつも同じ質問を受けるのだが、嫌な顔をひとつせずに答えてくれる。
徐々に記憶が消えて行き家族としては寂しい気持ちになるのだが、なじみの店でそして大好物なお寿司を口にすることで、かすかに戻ってくる記憶に喜びながら、残された時間を家族とともに味覚を楽しむ至福のひと時である。

今日のテーマは「お寿司」です。
日本人の好きな食べ物の常に上位にランキングされる。不動の4番バッターのような食べ物です。江戸前の握り寿司は江戸時代の屋台の立ち喰い寿司に始まります。
そして、1958年には大阪で「廻る元禄ずし」、つまり回転寿司がオープンします。1997年以降、外食産業の規模は縮小してきていますが、出店数を伸ばしているのが、回転寿司。アシスタントのまりなちゃんも、準レギュラーの植野さんも回転寿司はよく行くそうです。
僕も最高何皿食べたか記憶にありませんが、間違いなく15皿以上は食べていました。
お寿司を食べるたびに、「日本人に生まれてよかった」と本当に思います。

2010年7月19日(月)13:25 個別ページ

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