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宝物

<4月26日放送分>

家の押し入れを整理していると「宝物」を見つけることがある。懐かしさを感じるとともに時間の流れの速さに驚いてしまう。先日も、紐できつく縛った箱を押し入れの奥で見つけた。箱のデザインは、薄らと覚えているのだが、中身が何なのかは、まったくもって思い出せない。きつく縛った紐に爪をひっかけて、ほどいていく。この時間はサスペンスドラマや映画のクライマックスを観ている時のような興奮を覚える。

中から出てきたものは、昔のアニメのソノシートであった。「鉄人28号」「狼少年ケン」「おばけのQ太郎」「サイボーグ009」「ワンダー3」「宇宙少年パピィ」「少年ジェッター」である。どれも皆懐かしいアニメだ。

そう言えば、「鉄腕アトム」の最終回は隣の家で観たのを覚えている。なぜならば、チャンネル権は子供の僕にはなかったからだ。当時は父親の実家に祖父母等と一緒に住んでいたのだが、チャンネル権は祖父が握っていた。よって、隣の家に頼んで見せてもらったのだ。こういうことが普通に行われていた時代でもあった。その後、転勤で祖父母の家を出ていくことになると、チャンネル権は父に移った。この権利は相当期間長く続く。したがって、自分が観たい番組があると、いろいろ交渉を重ねないとならなかった。

現在では、チャンネル権は子供が握っている家庭が多いのではなかろうか。テレビをめぐる権利争いを観ると時代の変遷が見えてくる。


今週はゲストを迎えて、メディアについて話をしました。ゲストは奥村健太氏です。かれは番組制作会社のディレクターであると同時に、大学でメディア論の講師も務めています。今の世の中、インターネットが大きく生活を変えてきていますが、テレビの役割は「重要である」と言っています。同じ情報を一度に多くの人に伝えるのにはやはりテレビである、と考えているからです。また、今後、アメリカの三大ネットワークと言われるように、テレビ界も今のままでは局の数が多くいずれ淘汰されていくであろう、とも話をしていました。リーマン・ショックを契機にメディアの世界も大きく変わろうとしています。
2010年5月18日(火)10:50

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