<3月1日放送分>
新しい宝物が増えた。今までのおもちゃやサッカーボール、ましてや自転車とも違う新しいモノだ。今から、10数年の長い付き合いになるなんて、想像もしていないであろう。そんな新しい宝物である自分の机を迎える笑顔がそれを物語っている。この4月からピカピカの1年生である。この机で勉強しり、読書をしたり、これから迎える思春期、青春時代を共に過ごす机である。彼は自分の宝物、しかも大きな宝物が増えた喜びにさっきから笑顔が絶えない。真新しい椅子に腰かけると、座っているというよりも、まだかわいい笑顔の置物がちょこんと置いてあると表現した方がピッタリであろう。机の脇にはピカピカのランドセルが置いてある。机の上の本棚には、新しい教科書が入るのであろう。彼は、毎日、飽きずに机の前に座ってくれるであろうか。何年かすると、机に向かうのが嫌になってしまわないであろうか。
いずれにしても、今のとびきりの笑顔を忘れずにその机の前で見せていてもらいたい。
彼の本当の宝物を見つけてもらいたい。
さて、今週のテーマは「学習用品」です。子供が小学校に上がる時には、机、ランドセルなどいろいろ揃えるものがあって、お金がかかります。でも、かわいい子供のため、かわいい孫のために、頑張って揃えたりします。
そういう親の気持ちをわかるようになるのは、大人になってからなんですよね。
僕もそうでした。僕の机は小学生から社会人になるまで使っていましたが、実家を出た後、処分されました。小さい時には自分の机に不満もありましたが、今思うと、青春がいっぱい詰まった机になっていたのだと思います。