ケーキ
<12月7日放送分>
先輩の言うことを聞かない後輩というのはどこにでもいる。「俺が上司になったらお前の出世はないと思え」と言いたいのだが、最近はどこで下剋上が起きるかわからない。明日、会社に行ってみると後輩が先に管理職に昇級しているかもしれない。「先輩、僕が先に課長ですね。ヒヒヒッ」と言われた日には怯えながら仕事をすることになってしまう。したがって、文句の一つでもと思う気持ちをグッとこらえることになる。ストレスが溜まり、僕の頭も雪景色となってきた。
彼は、ふた言目には「そうですか?」「そうは言いますが」「ほんとかな」と必ず否定的な言葉からはじまる。いっそ、自分の思いとは逆のことを話しかけてみようかとも思う。そうすると、彼は本来の僕の意見に賛同してくれるのだろうか。
「これ良くないよな?」と自分。
「そうですか?僕は良いと思いますけど~」と彼。
「そうか、そう思うか。じゃあ、これにしよう」と事がスムーズに進むのではなかろうか。
そして、後輩のような人の多くは、素直に自分の非を認めない。「僕が間違っていました」とは絶対に言わない。「そうはおしゃまいすが・・・」とか「そこまで怒らなくてもいいじゃないですか」と仕舞いには反論してくる。今日1日、静かに反省しているということはできないのだろうか。
そんな彼が、一度だけ素直に非を認めたことがある。それは僕が退職する日のことだ。転職が決まった僕は最後の日に近所でも人気のあるショートケーキを世話になった同じ部署の仲間に買っていった。前から「クリームの美味しいケーキがあるんだ」と言って自慢していたそのケーキを皆に食べてもらおうと考えた。案の定、彼は「うちの近所にも美味しいケーキがありますが、クリームなんてそんなに変わりませんよ」と前日も独り言のように言っていた。
しかし、そのケーキを食べた瞬間、「うま! これはうまいっすね!」と口いっぱいに頬張りながら、喜んでいた。僕は彼に言った「そうですか?」
さて、今週のマネー塾のテーマは「ケーキ」である。僕は生クリームが大好きである。カロリー、体重のことを考えなくていいのであれば、いくらでも食べたいと思う。アシスタントのまりなちゃんはモンブランだそうだ。そして、ショートケーキもモンブランも日本人が考えだしたというから驚いた。
スタジオには、スタッフが買ってきたケーキがあり、それを食べながらの放送となった。食べ物のテーマは誰かが差し入れをしてくれるから嬉しい。今度、ぜひ、「お寿司」をテーマにしたいと思う。
2009年12月18日(金)09:19
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