年末・年始の過ごし方
12月29日分
街の休息。商店街もシャッターが降りている。弟と出かけてきたのはいいのだが、お店が閉まっているのではどうしようもない。いつもならこの時間は夕飯の買い物をする人で賑わっているのだが、いつもと風景が違う。こうも風景が違うとまるで知らない場所に連れてこられた気分になり恐怖心まで覚えてしまう。「仕方ない。帰ろうか」と弟に声をかける。ギュッと自分の手を握りしめてくる弟の気持ちを察すると「よし、もう一回りしてみよう」と言うしかなかった。普段は歩きもしない商店街の裏通りまで覗きながら歩く。30分は歩いたであろうか、ようやく開いている店を見つけた。二人で顔を見合わせるが、笑顔になるはずが寒さでお互いぎこちない笑顔になっている。「双六をください」と言いながらポケットからお年玉を渡す。
今週のテーマは年末・年始の過ごし方である。昔はお正月というとどこのお店も閉まっていたものだ。いつの頃からか、元旦からも開けるお店が増えてきた。デパートの初売りまでが元旦か2日となっている。年末・年始の過ごし方が変わってきても不思議ではない。
コタツの上にみかんを乗せて、家族でゆっくりとテレビを観たり、ゲームに興じたりした昔に憧れるのは時代遅れなのだろうか。元旦からデパートに行ったり、買い物に出かけたりしていると普段と変わらないまま一年がスタートしてしまう。そうであるならば、いっそ欧米のように元旦だけを休日にした方がよいと思うのだが、そこは日本人。僕もお正月が好きである。スローな正月の過ごし方を考えたい。
2009年2月 3日(火)09:27
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