4月7日放送分
普段は気にもならないことでも、他人に指摘されると妙に気になるものである。しかも、それが噂にでもなると気になる度合いも自ずと違ってくる。たとえば、「なあ、A子のことどう思う?」とクラスの情報通を自認する友人から聞かれたことがある。普段は気にも留めていないのだが、改めて聞かれると少しばかり襟を正す自分がいるのだが、「明るくていい子だと思うよ」と答えると「お前もそう思っているのか。実はA子もお前のことが気になっているらしいぜ」という顔はまるで欲しいモノを手に入れた時の子どものように輝いている。そういう会話があってからというもの、A子のことが気になっていく自分がそこにいる。それが噂になろうものならいろいろと面倒な事もおきてくる。噂というものは真実ならまだしも、真実と違うと実に始末が悪い。一体、どこで真実が曲がっていくのであろうか。
マーケットという彼女を見つめていると、その仕草が気になってしまう。噂も気になる。しかし、そうした噂も情報源の近くに居ることができればまだしも、ほとんどの投資家は情報源からかなり離れているところにいる。だからこそ、その噂、ニュースの程度や影響度をしっかりと見極めないとならない。安易に噂に翻弄された姿を見せてしまうとマーケットの方が機嫌を損ねてソッポを向いてしまう。したがって、ニュース、新聞など情報の取り方や処理は神経を使うことになる。
7日の放送では、そんな情報の考え方をお話した。今度の放送は4月28日の予定。