
いわゆるファンダメンタルや世の中のコンセンサス(総意)は一切無視し、ポイント&フィギュア(PF)というチャート(「絵」と呼んでいます)だけで『相場はバランスを崩せば跳ぶ』という相場の習性を前提に市場のバランスとバランスの崩れを読み、トレンドを認識し、エネルギー計算のうえ目標値を算出、以って為替、株式、金利などの『実戦相場予測』をしています。
実戦相場予測とは「いつ買い(売り)いつそれを売る(買い戻す)かを具体的な価格とタイミングを示す」予測をいい、以って如何に損を小さくし利益を大きくするかということ,即ち絶対的収益の獲得のための実戦予測なのです。
そして『木を見て森を見ず』の例えになぞらえ相場の中長期トレンドを中心とした相場の大局的な流れを『相場の森』と呼び、短期トレンド(中長期トレンドの中のインターメディエート・トレンド=intermediate trend)を中心とした短期的な流れを『相場の木』と呼んでいます。そして可能な限り各々のトレンドを壊すポイント(トレンドの再吟味ポイント)デインジャー・ポイントまたはデインジャー・ポイント・ショート(下降トレンドのデインジャー・ポイントをデインジャー・ポイント・ショートと呼びます)を具体的な価格で示します。そしてもし必要ならば予測された相場から将来の世の中の起こり得る事象やいわゆるファンダメンタルを逆読みする立場です。
9月5日(金)現在のPFによる日経平均株価の『実戦相場予測』は以下の通りです。
日経平均株価:
『相場の森』: 89年12月の史上最高値38,915円をピークとする中長期下降トレンドを形成し、17年経過した今もこの中長期下降トレンドは壊れていません。この中長期下降トレンドをこわすデインジャー・ポイント・ショートは20,900円、即ち、日経平均は20,900円を上回らない限りこの中長期下降トレンドは存続します。
『相場の木』: 中長期下降トレンドの中で、デインジャー・ポイント14,200円を08年1月11日(終値14,110円)突破し、短期下降トレンドに転換。
それまでは03年4月の7,607円を起点とする短期上昇トレンドを形成。05年始めからの加速上昇トレンド(accelerated up-trendと呼びます)はそのデインジャー・ポイントである15,000円を06年6月に一旦下方に突破したので壊れてしまいましたが、上昇トレンド自体は維持され、07年2月13日17,600円域(17,621円)に到達し当事の直近の高値06年4月の17,563円を上回ったことで前述の加速上昇トレンドを包含する広域なチャネル(channel)の上昇トレンドが形成。これに伴い13,200円から14,200円に引上げた短期上昇トレンドを壊すデインジャー・ポイントを1月11日(終値14,110円)突破し、短期下降トレンドに転換しました。短期下降トレンドのデインジャー・ポイント・ショートは16,100円域、換言すれば16,100円域に到達しない限り現状の短期下降トレンドは壊れません。
対称三角形(symmetrical triangle)のバランスを08年1月4日(終値14,691円)下方にブレークアウトしての下値目標13,800円域は1月15日13500円域(終値13,504円)まで到達しmore-than-reached 状態になった後、下方へのブレークアウト・ポイント13,400円域を1月21日(終値13,325円)突破し、第1下値目標12,600円域、measured-moveによる第2下値目標11,700円域に対して1月22日12500円域(終値12,573円)まで到達し、再びバランス形成。2月25日(終値13,914円)一旦上方に突破し2月27日14,000円域まで上昇しましたが、2月29日13,600円域まで下落し、目標値15,200円域は消滅。更にバランスを3月13日(終値12,433円)下方に突破しての下値目標11,600円域に対して3月17日11,700円域まで到達。