プロのファンドマネジャーの運用は真の運用ではない: 拙著『勝者のCHART』でのメッセージの一つ
- 2010年3月21日(日)08:45
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プロのファンドマネジャーの運用は真の運用ではない。
プロのファンドマネジャーのほぼ全てがインデックス対比の運用をしています.
何が問題なのか?そのインデックス、例えば日本株だとTOPIX等をベンチマークに運用しているファンドマネジャーが一般的なわけですが、そのインデックスが上がろうが下がろうが常にfull investment が基本です.むしろ「もってないリスク」を強調します.それはインデックスが常に上昇し続けるならば、正しい手法ですが、そのようなことは歴史的にはありませんし、長期投資でもそれは必ずしも正しくはありません. それはとんでもない膨大のリスクをはらんでいます. 常にfull investmentのもつとんでもないリスクを誰もあまり語ろうとしませんし、MPT(modern portfolio theory)を学んだ人は大した疑問ももつこともなく、「俺達は長期投資だから短期的な結果にとやかくいうな」と思っています.
すなわち、資産運用の原点は「資産を殖やすこと」にあるということを私は1990年代からずーと云い続けています.プロの株のファンドマネジャーは、銘柄選択ばかりにエネルギーを費やし、全体のポートフォリオの市場価値が上がるかどうかはインデックス次第、即ち、マーケット次第で、それはたまたまの結果に過ぎないのです. 資産を殖やすことを目的にしていないというか、そもそも出来ないのです.上昇すると判断したときにのみ買い、下落すると判断したときはショートするのが「資産を殖やすための手法」なのです. PFではこれを容易に実戦できます.勿論、PFで買いシグナルが点灯しても目標値に到達するどころか、下落することもあります. だから「撤退する手法」(ストップロスという概念とは違い、一定のことが起これば利益が出る状態でも撤退します)も併せて実行します.これぞ「資産を殖やすための実戦手法」なのです.
プロのファンドマネジャーの運用は説明のための運用なのです. 相対運用なのです. 絶対運用でなないのです. 試合放棄なのです. だから真の運用ではないのです.



















