拙著『勝者のCHART』(日労研): プロのファンドマネジャーの限界
- 2010年3月13日(土)21:00
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ここに「あとがき」の一部を抜粋致します。
あとがき
その限界とは、
1)将来キャッシュフローを伴う商品のDCF(discount cash flow)法をベースとした価値評価(valuation)において、理論上リスクプレミアムというファジーな要素を多分に含む割引率という脆弱且つ主観的代物によって大きく左右される理論価格決定メカニズムに自ずと内在する実戦的限界、
2)二つの通貨の交換レートに過ぎないとして現代ポートフォリオ理論(MPT=modern portfolio theory)上のvaluationからは本来的に対象外としてはずされながらグローバル・ポートフォリオにおいてはそのベース通貨(日本の場合基本的には円)での評価では運用結果の要因の過半以上を占める通貨変動に対して予測不能としてただ漫然とベンチマーク対比の運用成績の結果を委託者である顧客に押し付けをしている試合放棄的ファンドマネジャーの限界、
3)運用の説明責任、プロセス重視という美名のもと結果責任を負わないプロといわれるファンドマネジャーによる運用の限界、
4)不動産という流動性が極めて低い商品をその運用対象として扱っているアセットマネジャーと流動性の極めて高い外国為替や先進諸国の国債や上場株式を投資対象として扱っているアセットマネジャーを比較するとき、後者のアセットマネジャーがその運用資産の流動性(自らの判断でいつでも売買できるという意味)において圧倒的に恵まれておりその運用成績のほぼ全てがそのアセットマネジャーの運用の巧拙によるものであるということを認識できないでいるという限界、
5)継続的且つ長期に亘って絶対収益を求める立場からすると買いからしか入れない商品に投資することにおける運用の限界、
5)資産運用の原点はあくまで絶対的に「資産を殖やす」ことであり、従って真のアセットマネジャーは絶対収益を目指すべきであるにもかかわらず分散投資の美名のもとでベンチマーク対比の相対運用に終始するプロといわれるファンドマネジャーの限界
であります。
これらの多くの運用の限界を克服し、「資産を殖やす」という資産運用の原点の目的を達成するための道具として、私はPFを使っての運用を強くお薦めします。
- 2010年3月13日(土)21:00
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