拙著『勝者のchART』(日労研):悠然とそして「資産を殖やす」これがPFの目指す態様
- 2010年3月13日(土)20:30
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長年、運用者(ファンドマネジャー)そしてディラーを職業とし、国内外株式、国内外債券、通貨、ヘッジファンド、収益不動産と様々な投資対象を自ら直接扱ってきましたが、「あとがき」にも魂を込めて記しましたように、様々な「限界」をこの上なく認識してきました。
顧客から運用報酬を頂きながら、競争的とはいいながら多くは所詮インデックス運用の「楽な」業務をこなし、事前の説明と事後の説明さえつけば結果責任は問われない極めて「気楽」な業務だと思うようになりました。運用の結果を負わされるのは、投信を買ってもっている多くの個人投資家であったり、究極は年金の将来や今の受給者である個人であったりするわけです。
インデックスに勝った、負けたとは所詮説明のための産物でしかなく、インデックスそのものが下落している場合は特にお咎めがあるはずもなく、何故ならそのインデックスからの乖離が一定以下になるように事前から仕組んでいるからです。そのインデックスに投資をすること自体が「大きな絶対リスク」を負うことになることなどあまり取り沙汰されることがないのは、PF派としては驚愕の世界であることになります。
PFはとっつきにくいかもしれません。でも慣れれば、こんな単純でわかりやすく合理的な手法はありません。「利食いが早く、損切りが遅くなる」という多くの生身の人間が陥りやすい弱点も簡単に克服できます。
「相場はバランスを崩すと跳ぶ」を前提にバランスを崩したときだけポジションをとり、「それ以外は休む」ことになりますから、一年250市場営業日のうち、ポジションを取る行動をするのは多くて10回~20回程度です。画面を見ながらの日中の日計りトレーディングなど反対の極にある態様になります。
「日計り、時間ばかり、手間ばかり、損ばかり」からの脱却。「買ったものが上がるのが投資」という常識からの脱却。
悠然とそして「資産を殖やす」これがPFの目指す態様です。
- 2010年3月13日(土)20:30
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