米ドル・円相場:中長期米ドル安・円高トレンド(DPS: 1米ドル=125円域), 短期ドル安円高トレンド(DPS=102円00銭域)の中、 直近のバランスのブレークアウト・ポイント上方92円50銭域、下方87円50銭、目標値各々99円50銭域、83円50銭域依然不変------巨視的には潜在的に188円までの円安視野に


米ドル/円
11月13日(金)現在のPFによる米ドル・円の『実戦相場予測』は以下の通りです。
『相場の森
』: 98年8月の1ドル=147円(円が変動相場制移行後最高値をつけた95年4月以降のドル/円の最高値)を起点とする
中長期ドル安・円高トレンドを形成。この円高・ドル安ドレンドのドルにとっての
デインジャー・ポイント・ショート
は1ドル=135円から引下げて125円域となりますす。即ち、125円よりもドル高・円安にならない限りこの中長期ドル安・円高トレンドは壊れないということは不変です。
『垂直的変動の予兆』:巨視的に米ドル・円相場を捉えると、86年以降20年に亘り壮大なヘッド・アンド・ショルダーズ(H&S)の形成過程にあります。H&Sは相場の構造的転換や大相場の前触れとして出現することが多い形状で、ネック・ラインを突破すれば相場が垂直的に跳ぶことを示唆するものです。
今回の
H&Sのネック・ラインは(ドル高を上に描けば)右下がりの斜線で相場の水平右方向への進展とともに1ドル=125円域の位置から1ドル=116円の位置に引下げとなります。これを突破すれば
1ドル=188円域という中長期目標値が出現します。従って
潜在的な中長期目標値
として188円域が存在することになります。
『相場の木
』: 中長期ドル安・円高トレンドの中で、05年1月の1ドル=101円を起点とする短期ドル高・円安トレンドはそのDPを07年9月7日113円00銭域に到達しDP=113円50銭を突破したことにより
短期ドル安・円高トレンドに転換。
DPSは110円50銭域から更に102円00銭域に引下げ。即ち、現在の短期ドル安・円高トレンドは102円00銭域を上回らない限り壊れません。
短期ドル安・円高トレンドの中で、バランスを5月29日(終値105円51銭)上方にブレークアウトしての第1上値目標109円50銭域、第2上値目標112円50銭域に対して終値ベースで6月13日108円00銭域(108円14銭)まで上昇して6月26日(終値106円69銭)一旦消滅。フラッグ形状(上値切下げ下値切下げ)のバランスを7月23日(終値107円84銭)上方にブレークアウトしての上値目標114円50銭域は8月21日消滅、9月4日(終値107円12銭)バランスを下方に突破しての下値目標102円00銭は9月17日104円50銭域まで下落し、消滅。
メガフォン形状のバランスのブレークアウト・ポイント(下方103円00銭域)を10月6日(終値101円73銭)突破、第1目標値99円00銭域は10月8日(終値99円48銭)に到達、第2目標値93円00銭域は未達のまま、上昇三角形状のバランス形成。下方へのブレークアウト・ポイント(99円50銭域)を10月22日(終値97円81銭)に突破しての下値目標92円50銭域に対し、10月27日(終値93円03銭)93円00銭域まで到達。その後想定通りバランス形成。
バランスを11月20日(終値93円65銭)下方にブレークアウト
しての下値目標87円50銭域は一旦消滅。
バランスを12月1日(終値値93円13銭)再び下方にブレークアウト
しての
下値目標
89円00銭域に対して12月17日(終値87円33銭)87円00銭域まで下落し、more-than-reached 状態になり、想定通り、consolidation形成。
バランスを前提にした上方へのブレークアウト・ポイント
91円00銭域を2月5日(終値91円12銭)突破しての
上値目標
99円50銭域は2月10日消滅。 バランスの上方へのブレークアウト・ポイント92円00銭域を2月17日(終値92円46銭)上方に突破しての上値目標100円00銭域に対して3月4日99円00銭域(終値99円05銭)まで到達して一旦消滅。
バランスを下方に突破、下値目標91円00銭域に対して、3月19日94円50銭域まで下落して消滅。
バランスの上方のブレークアウト・ポイント(99円00銭域)を4月2日(終値99円45銭)突破しての上値目標104円50銭域は、4月6日101円00銭域まで到達し、4月8日一旦消滅。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント94円50銭を5月21日突破しての下値目標87円50円域は5月28日(終値96円77銭)消滅。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント97円00銭域を6月5日(終値98円72銭)突破しての上値目標102円50銭域は6月9日(終値97円38銭)一旦消滅。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント、94円50銭域を7月7日突破しての下値目標87円50銭域に対して7月10日92円00銭域まで下落するも、7月14日逆方向に3枠転換が起こり一旦消滅。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント(97円00銭域)を8月7日突破しての目標値104円00銭域は8月11日(終値95円92銭)一旦消滅。
バランスのブレークアウト・ポイント90円50銭を9月25日突破しての下値目標86円50銭に対して、10月8日88円00銭域(終値88円41銭)まで下落しましたが、10月13日89円50銭域まで戻り、枠の転換が起こり一旦消滅。
現在のバランスを前提にしてのブレークアウト・ポイント上方92円50銭域、下方87円50銭、目標値各々99円50銭域、83円50銭域 は依然不変です。
コメント一覧コメント3件
松本様
私もPFチャートをつけているので、松本様のブログはいつも参考にさせていただいております。
どうもありがとうございます。
『垂直的変動の予兆』ということで86年以降20年にわたる壮大なヘッド・アンド・ショルダーズの形成過程にあるということは、チャートを確認し認識しております。
松本様のご著書で時間の予測もされておりますが、ネックライン116円への到達予想時間、中長期目標値188円域への到達予想時間についてはいかがお考えでしょうか。
現在円高が進行していますが、このままずっと円高がとまらないような気がしますね。
次のご著書の出版をお待ちしております。
投稿者:EIZIN|2009年11月20日 16:02
EIZIN様
コメント有難うございます。
86年以降の20年超に亘る壮大なH&Sはまだ形成過程にありまして、ネックライン(今は116円域)を突破してはいません。従ってあくまで「予兆」ということです。また95年のUSDJPYの安値80円50銭域より安値に到達するとこのH&Sに基づく「予兆」は消滅します。
また116円を目指すブレークアウトもまだ起こっておりませんので、現状で「相場の速度」を適用して時間を予測するのは適当ではありません。
現在のUSDJPYの変動相場開始以来の平均速度は一日あたり6.18銭、最高速度は17.96銭、最低速度は2.45銭となっていますので、ブレークアウトさえおこればこの速度を当てはめていつ頃到達するかを予測します。
例えば11月20日現在下方へのブレークアウト・ポイント87円50銭を仮に突破したとしますと、
(87.50-83.50)/ 0.0618=64.72日=65日
即ち、突破してから暦日で65日目が平均的到達日と予測することになります。同様に計算して、早ければ23暦日目、遅くとも164暦日目に到達すると予測します。
同様に仮に116円を突破してから188円に到達する日数を計算してみて下さい。
次の拙著ではこの「相場の速度」についても解説する予定です。
投稿者:松本鉄郎|2009年11月22日 14:33
松本様
ご丁寧な解説どうもありがとうございました。
USDJPYの平均速度についてはしっかりメモをし、
今後の分析に使わせていただきます。
投稿者:EIZIN|2009年11月23日 20:49
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