10月16日(金)現在のPFによる米ドル・円の『実戦相場予測』は以下の通りです。
『相場の森
』: 98年8月の1ドル=147円(円が変動相場制移行後最高値をつけた95年4月以降のドル/円の最高値)を起点とする中長期ドル安・円高トレンドを形成。この円高・ドル安ドレンドのドルにとってのデインジャー・ポイント・ショート
は1ドル=135円から引下げて125円域となりますす。即ち、125円よりもドル高・円安にならない限りこの中長期ドル安・円高トレンドは壊れないということは不変です。
『垂直的変動の予兆』:巨視的に米ドル・円相場を捉えると、86年以降20年に亘り壮大なヘッド・アンド・ショルダーズ(H&S)の形成過程にあります。H&Sは相場の構造的転換や大相場の前触れとして出現することが多い形状で、ネック・ラインを突破すれば相場が垂直的に跳ぶことを示唆するものです。
今回のH&Sのネック・ラインは(ドル高を上に描けば)右下がりの斜線で相場の水平右方向への進展とともに1ドル=125円域の位置から1ドル=116円の位置に引下げとなります。これを突破すれば1ドル=188円域という中長期目標値が出現します。従って潜在的な中長期目標値
として188円域が存在することになります。
『相場の木
』: 中長期ドル安・円高トレンドの中で、05年1月の1ドル=101円を起点とする短期ドル高・円安トレンドはそのDPを07年9月7日113円00銭域に到達しDP=113円50銭を突破したことにより短期ドル安・円高トレンドに転換。DPSは110円50銭域から更に102円00銭域に引下げ。即ち、現在の短期ドル安・円高トレンドは102円00銭域を上回らない限り壊れません。
短期ドル安・円高トレンドの中で、バランスを5月29日(終値105円51銭)上方にブレークアウトしての第1上値目標109円50銭域、第2上値目標112円50銭域に対して終値ベースで6月13日108円00銭域(108円14銭)まで上昇して6月26日(終値106円69銭)一旦消滅。フラッグ形状(上値切下げ下値切下げ)のバランスを7月23日(終値107円84銭)上方にブレークアウトしての上値目標114円50銭域は8月21日消滅、9月4日(終値107円12銭)バランスを下方に突破しての下値目標102円00銭は9月17日104円50銭域まで下落し、消滅。
メガフォン形状のバランスのブレークアウト・ポイント(下方103円00銭域)を10月6日(終値101円73銭)突破、第1目標値99円00銭域は10月8日(終値99円48銭)に到達、第2目標値93円00銭域は未達のまま、上昇三角形状のバランス形成。下方へのブレークアウト・ポイント(99円50銭域)を10月22日(終値97円81銭)に突破しての下値目標92円50銭域に対し、10月27日(終値93円03銭)93円00銭域まで到達。その後想定通りバランス形成。
バランスを11月20日(終値93円65銭)下方にブレークアウト
しての下値目標87円50銭域は一旦消滅。
バランスを12月1日(終値値93円13銭)再び下方にブレークアウト
しての
下値目標
89円00銭域に対して12月17日(終値87円33銭)87円00銭域まで下落し、more-than-reached 状態になり、想定通り、consolidation形成。
バランスを前提にした上方へのブレークアウト・ポイント
91円00銭域を2月5日(終値91円12銭)突破しての
上値目標
99円50銭域は2月10日消滅。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント92円00銭域を2月17日(終値92円46銭)上方に突破しての上値目標100円00銭域に対して3月4日99円00銭域(終値99円05銭)まで到達して一旦消滅。
バランスを下方に突破、下値目標91円00銭域に対して、3月19日94円50銭域まで下落して消滅。
バランスの上方のブレークアウト・ポイント(99円00銭域)を4月2日(終値99円45銭)突破しての上値目標104円50銭域は、4月6日101円00銭域まで到達し、4月8日一旦消滅。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント94円50銭を5月21日突破しての下値目標87円50円域は5月28日(終値96円77銭)消滅。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント97円00銭域を6月5日(終値98円72銭)突破しての上値目標102円50銭域は6月9日(終値97円38銭)一旦消滅。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント、94円50銭域を7月7日突破しての下値目標87円50銭域に対して7月10日92円00銭域まで下落するも、7月14日逆方向に3枠転換が起こり一旦消滅。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント(97円00銭域)を8月7日突破しての目標値104円00銭域は8月11日(終値95円92銭)一旦消滅。
バランスのブレークアウト・ポイント90円50銭を9月25日突破しての下値目標86円50銭に対して、10月8日88円00銭域(終値88円41銭)まで下落しましたが、10月13日89円50銭域まで戻り、枠の転換が起こり一旦消滅。
現在のバランスを前提にすれば、ブレークアウト・ポイントは上方92円50銭域、下方87円50銭、目標値は各々98円00銭域、83円50銭域となります。
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コメント一覧コメント3件
松本様、
とても奥が深い、でも実践的な予測法だなと関心しながら読まさせて頂いております。 お書きになっておられる内容をもっと良く理解するために、ポイント&フィギュアの勉強したいと思っております。 何か良い本はありますでしょうかか? ご教授頂けると大変助かります。 よろしくお願い致します。
北川
投稿者:北川|2009年10月24日 12:29
北川 さん
ご質問有難うございます。
今まで講演会やブログ上等で頂いた多くのご質問を踏まえ、ポイント&フィギュアでの形状(フィギュア)を通しての相場のバランスの読み方、いつ買い(売り)いつ売却(買戻し)していくのか等、実例の絵を交えた現在執筆中の拙著がそのうち出版される予定です。
今までも一応、日本経済新聞社刊の『はじめてのテクニカル分析』の第9章、実業之日本社刊の『ポイント・アンド・フィギュアで外貨投資に勝つ!』に著してはいますが、次期出版に是非ご期待下さい。
投稿者:松本 鉄郎|2009年10月25日 11:32
松本様、
ご指導ありがとうございます。
多くの実例を見ながらの方が遥かに理解しやすいと思いますし、松本先生ご自身の著書である方が良いと思います。
次期ご出版の著書を首を長くしてお待ち申し上げます。
北川
投稿者:北川|2009年10月27日 13:41
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