米ドル・円:
8月8日(金)現在のPFによる米ドル・円の『実戦相場予測』は以下の通りです。
『相場の森』:
『垂直的変動の予兆』:巨視的に米ドル・円相場を捉えると、86年以降20年に亘り壮大なヘッド・アンド・ショルダーズ(H&S)の形成過程にあります。H&Sは相場の構造的転換や大相場の前触れとして出現することが多い形状で、ネック・ラインを突破すれば相場が垂直的に跳ぶことを示唆するものです。
今回のH&Sのネック・ラインは(ドル高を上に描けば)右下がりの斜線で1ドル=135円の位置にあります。現在の中長期ドル安・円高トレンドのドルにとってのデインジャー・ポイント・ショート、1ドル=135円と同じで、これを突破すれば中長期ドル安・円高トレンドが壊れるだけでなく、新たなドル高・円安トレンドの形成とともに1ドル=207円という中長期目標値が出現します。
『相場の木』:
短期ドル安・円高トレンドの中で、バランスを5月29日(終値105円51銭)上方にブレークアウトしての第1上値目標109円50銭域、第2上値目標112円50銭域に対して終値ベースで6月13日108円00銭域(108円14銭)まで上昇して6月26日(終値106円69銭)一旦消滅。直近のフラッグ形状(上値切下げ下値切下げ)のバランスを7月23日(終値107円84銭)上方にブレークアウトしての上値目標114円50銭域は依然不変です。8月6日109円50銭域(終値109円74銭)まで上昇。
コメント一覧コメント7件
1.米ドル・円の長期ドル安・円高のデインジャー・ポイント・ショートは1ドル=135円ですが、この135円が変更になることはないのですか。
2.米ドル・円の短期ドル安・円高のデインジャー・ポイント・ショートは1ドル=115円ですが、この115円が変更になることはないのですか。
トレンドが変わると変更になるとは思うのですが、それ以外に変わることはないのですか。
投稿者:こだやん|2008年8月 9日 22:21
前回はありがとうございました。今日の質問は、3枠転換後のブレイクポイント、トレンド転換に関わるディンジャーポイント。この2ポイントを相場入りを前提に比較した場合、どちらかをより重要視しなければならないと判断する時がありますか?
投稿者:af|2008年8月12日 15:01
引き続き2ツ目の質問です。手書きでPGを描いていて気に掛かる事があります。1枠△▲円で描いていて、当たりが良い様に見直しをして1枠☆★円にしたら前までの図と結合させて考えられるだろうか。古いのと新しいのとを結んだトレンドラインやディンジャーポイントなどが意味をなすだろうか?従って場合によっては何年も前の終値を集めて最初から描いた方が良いのだろうか(3ツ目の質問)?と悩んでいます。
投稿者:af|2008年8月13日 22:01
さらに4ツ目の質問です。目標値を超して値が大きく動いた場合、対応にはどの様な方法がありますか?
投稿者:af|2008年8月14日 21:59
afさん
ご質問有難うございます。
順にお答え致しますが、いつも申し上げていますように『相場はscienceではなく、art』ですから、その予測は唯一無二の絶対的な方法があるわけではありません。以下はあくまで私の読み方です。
1.米ドル円のデインジャー・ポイント・ショート=DPS(中長期135円域、短期115円域)が変更になることはないか?
拙著『PFで外貨投資に勝つ』172ページ~176ページにも既述しておりますように、DPSは現在の相場の位置と過去の価格域(distribution area)によって定めます。従って、DPSは(勿論DPも)変わりえますが、現在の米ドル円についての二つの位置はまだ変わらないという認識です。
2.DPとブレークアウト・ポイントのどちらを重要視するか?
短期的な実戦ではブレークアウト・ポイントを突破するかどうかの方が頻度も圧倒的に多く、position-takingの場面です。それに対してDPやDPSはトレント転換の見極めですから、相場の位置の基本認識としては重要です。上昇トレンドか下降トレンドかによって基本ポジションの大きさを調節しています。
3.1枠をいくらにするかを変更したPFの絵を繋げて使用できるか?
同じグラフ用紙で、相場の位置そのものが変わらなければ、それなりの意味をもつものになると思いますが、1枠を一定値にしたものでやはり最初から書き直された方がいいと思います。
4.目標値を超過したときの手法?
セミナー等でもよくお話していますが、例えば上値目標が114円50銭で、ブレークアウトしたポイントが108円50銭としますと、目標値の50%位、即ち111円50銭位から少しずつ売り上がっていますので、114円50銭域に到達したときは基本的にはすべて売ってますのでポジションはゼロです。それ以上いけば、ポジションを小さくして、「目標値超過」という認識で少しショートポジションをとります。その位置あたりであらたなバランスを形成すると読んで、適宜な位置で買い戻し、今度は少しロングポジションをとり、直近の上値あたりでまた売り、次のブレークアウトが起こるまでこのような売買(これを私は『ゾーンディフェンス』と呼んでいます)を繰り返しますが、あくまでブレークアウト・ポイントの突破時がposition-takingの主要な場面であることをご認識下さい。
投稿者:松本|2008年8月15日 10:58
ありがとうございました。
投稿者:af|2008年8月15日 20:13
ありがとうございました。
投稿者:こだやん|2008年8月17日 18:00
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