FXブログ 為替物語


ドル上昇。

 おはようございます。29日のニューヨーク外国為替市場ではドル高の地合い。日欧市場でドルにしっかり感があった流れ(ドル・円は株高、円安のあわせ技)を引き継いだ後、29日発表の1—3月期米国内総生産(GDP)改定値が速報から上方修正されたことと米株高なんかで多少勢いがつきました。

 ドル・円は1ドル=105円台後半まで上昇。レンジに上抜け感がこれあり、ですか。

 メディア報道では日米金利差が、なんて話も書かれますけれども、利上げ観測自体は前からあったわけですし、要はそれが不況とリンクするかしないか(スタグフレーション、「悪い金利上昇」などと呼ばれるものになるかならないか)ということで、あまり金利うんぬんにこだわりすぎると見誤るかもしれません。

 米景気、そう崩れ落ちることはないんじゃないか、ひょっとしたら持ち直す余地もあるんじゃないか、という見方と連動して初めてドルは買われるわけです。

 その点では1—3月期のGDP改定値、輸入減少に頼った上方修正だった印象もあり、原油の伸びが鈍ったことなどで心理好転となった面を考慮してもいいとこ取りに近いといえます。

 リスクマネーの余力があるうちは勢いでスパスパ進んでしまうところはございますが、持続性はいかに。もっとも、円はなかなか浮上しづらいんでしょうけどね。 

 

2008年5月30日(金)05:00

外為どっとコムからのご案内

外為どっとコムTwitter