FXブログ 為替物語


あれこれ。

 おはようございます。20日のニューヨーク外国為替市場では欧州市場での「円安・ドル安」の流れを引き継いで始まった後、ややドル安の様相が濃いめに。20日発表になった4月の米卸売物価指数(PPI)にインフレの芽があるとの見方から米株式相場が下げたことに反応したものです。

 物価上昇をマイナスにとらえる兆候が出てきたことは変化といえますが。

 といっても例によって決定打、となるほどではありませんで、ユーロ・ドルや英ポンドにレンジ上抜け感が生じた割には動意はパワフルではありません。ユーロは某シンクタンク幹部の利上げ見通しなどを受けた買いもそこそこ入りましたが、物価高を根拠にしているという点ではいつでもマイナス思考に転じうるもの。もう少し補強材料が必要だと考えられます。

 どこかでも述べましたが、インフレ懸念の底流にある原油高は相対評価が難しいネタの筆頭格ですので。

 結局、オーストラリア(豪)ドルに対して米ドル売りが活発だったことなどに乗じた米ドル売り機運に「後講釈」であれこれ付け加えただけではないか——。そんな声もあるようです。

 

2008年5月21日(水)05:07

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