このところ夕刻に出歩くことが多く、相場ウオッチも途切れがち。現在も某所でノートPCを打ったりしていますが、ちょっと眺めてみると・・・。
今度は円売りの様相も戻ってきてますか。
ドル高の地合いも継続中で、ドル・円は1ドル=105円台半ばまで上昇しました。
週初の参加者予想から見ると隔世の感(私のリポート予想レンジも外れた、ということにはあえて踏み込みません)がありますけれども。
日本時間14日午後の外国為替市場ではドル買いが優勢。対円では1ドル=105円台に乗せました。欧州勢は例の米金融政策ネタで動いているもようで、かなりまとまった規模の取引がありました。
同じインフレなら英中銀だって・・・といって英ポンド・ドルを買っている人は目立ちませんね。
昨日のリポートではそれでも利下げはやる、との見方が多かった点、紹介しましたが、エコノミストの中にも「とはいっても英財務相にあまりに早い段階で反省文を送るのはなぁ」との声もあり。キング総裁もきょうの物価報告で6月利下げ論を却下するようなコメントをするかもしれません。
そうなった場合の評価は難しいでしょうが、物価高で利下げできず、景気がダメージを受ければ不況+インフレという話にもなりかねませんからドルのほうがマシとはいえるのですが。
もっともポンドは対円、対ユーロでは下げてませんので、輸入インフレの観点からは引き続き「ほっと一息」、かもです。
私見では、ここまでくると英国の消費者物価指数が前年同月比で中銀目標を超えるのはほぼ確実で、米国で似たような状態にもかかわらず利下げが断行されたことや豪州が利上げを我慢していることなどを考えれば、あくまで「優先順位の問題」に過ぎないのではないかとも映ります。
確か、反省文はそう何回も提出しなくてよかったはずですけどね。
※「反省文」とは中銀の財務相あて説明書簡のことで、多少のマーケット的皮肉が込められていますが、個人的な他意はありません。
おはようございます。13日のニューヨーク外国為替市場ではドル買いが一時膨らみ、あまり調整しないままで推移しています。米株式相場は高安まちまちで、リスク許容度への影響が限られているせいか円安の傾向は持続。ドル・円は1ドル=105円台乗せをうかがう場面がありました。13日発表の米景気指標と要人発言で当面の利下げ停止観測が強まったためです。
さらにドル金利先物は年内の金利引き上げがあり得べしとの水準になっています。
4月の米小売売上高はそう悪くない、輸入物価は高い。某地区連銀総裁は市場の利上げ見通しを肯定するかのようなコメントを残した——。こんなところでしょうか。
といってもまぁ、じゃあドル楽観論を残せるほどのネタか、というとなかなか難しい面も。インフレは別に通貨の買い材料ではありませんから、ドル売りでのめっていた参加者は討ち死にしたにせよ、ここからドル高傾向を形成するのは危うさがつきまとう。
4月の英消費者物価指数(CPI)が急上昇したことが判明したさいにも似たような感想を持った人は少なくないと思いますが、金融政策の機動性を損なうという点で果たしてどうなのか。それでも英国は利下げするとの予測が多い現状(何せ政策金利は5%もある)を見ても物価上昇にプラスイメージを持ち過ぎることはリスキーかも。
本日は英中銀イングランド銀行発表の四半期物価報告や4月の米CPIなどが焦点です。ドル、英ポンド、それぞれの地合いは如何。引き続きよろしくお願い申し上げます。