日本時間7日午後の外国為替市場では株高、円売り、株高の循環がやや収まり、欧州勢の仕掛け待ちになっています。ドル・円は1ドル=102円台半ばでの値動き。前週からの地合い、ということになりましょうが、米雇用統計でドル売りに賭けた参加者も「これじゃしょうがない」とギブアップしたあんばいですね。
ただ為替単体ではユーロ・円の某投資家からの買いに跳ね上げられた面も強く、基調云々というよりもパワープレーの類でしょう。ネタもないところですから。
ちなみに株式市場などでの「米景気後退なんぞすべて織り込み済み」というマインドはテーマ転換の可能性を示唆しているという点でそれなりに重視すべきですが、長期資金を安定供給するにはあまりにも、という感じがいたします。
どこかでも書きましたが、前週のネタは米国債から社債市場あたりへのマネー移動を促す公算はありますので、そこからのドル回復という道筋は描けるにせよ、見極めには時間がかかると考えられます。
※市場では新年度入り資金の本格出動を期待、というムードもありますが(たぶんメディアでは書く人もいるでしょう)、稟議社会の機関投資家がこんな早くに次の一手を繰り出せるのかという点と、そもそも短期間で半年分のカネを使うような力技に踏み切れるのかという点で疑問符が付きます。
仮にもしやったとすれば昨年からの計画ダマか短期切り返しを前提としたものではないでしょうか。安定感は今ひとつ。
2008年4月 7日(月)14:33