(本日も体調不良のため簡単な記述で失礼します)
おはようございます。2日のニューヨーク市場では株価安定・円安のムードが残る中で取引を開始。各種材料をこなすうちにクロス円はかなり円安方向に振れました。
一つ一つを見ると「なんでここまで振れたのだろう」という状況ではありますが、ユーロ・ドルなどが前日までの急落の反動や米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が2日の議会証言で景気後退の可能性に触れたことで値を上げる一方、ドル・円が米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)発表の3月の全米雇用報告で、非農業部門雇用者数が前月比で増えたことなどで一時上値試しをした分、円買い・ドル売りに対する「のりしろ」があったためだと思われます。
各論ではFRB議長は追加利下げを強く示唆したわけではないし(これはかなり意外感)、米株式相場は結局下げている。平時ならドル安も円安も決定打には乏しい場面ですが、そこは「勢い」と機械的なディーリングの賜物ということでしょう。
メディア的には「円を元手にした高金利通貨取引(円キャリー取引)の復活」などと報じるケースもあると思いますが、まさかこんな変動率の高い状態で普通の長期投資家が参入するとは思えません。投機筋(一部日本の個人)が手掛けているのは短期ディールにスワップポイントを組み合わせたレバレッジ・トレーディングであって、金利収益狙いの運用とは似て非なるものです。
結果的に相場が安定し、追随する動きが出る公算はありますけれども、それには見極めが必要でしょう。
本日は引き続き株価動向をにらみ、フィーバーが持続するのかあるいは逆が起こり得るのかを見定めることになります。よろしくお願い申し上げます。
2008年4月 3日(木)08:21