
経済論議。
少し余裕が生まれたので前週伝わったエコノミストやストラテジストのメディアコメント、まだ読んでなかった各種リポート類を眺めております。面白いと思ったものを挙げると…。
米債券ファンド大手パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のエルエリアンCEO(最高経営責任者)と米国家経済会議(NEC)のサマーズ委員長の経済論議。面と向かって言い合ってるわけではなさそうながら某メディアが論争っぽく仕立てて報じた。
要は米景気循環(というか景気の回復)が数年前のごときダイナミックさを伴い起こり得るかってことすね。サマーズ氏は是の立場から「標準状態(Normal)」に回帰していくとのシナリオを持ち、政策にかかわる人物として当然といえる(成長が止まるとか「伸びしろ」が小さいと受け止められる論は立てづらい)ご意見。一方、エルエリアンさんは確か「新標準(New normal)」との言い回しだったかな、循環が小粒になる可能性を訴えていた。
信用収縮が解消しても与信枠は簡単には戻らず、雇用は十分には蘇らず。一瞬、日本がバブル崩壊後にどうなったか踏まえて語っておられると忖度(そんたく)した。ともあれ、これはこれで見識だと映ります。目標はちゃんと持たぬとテンション・モチベーションは保てませんが、現実味の薄い「夢」に振れ過ぎてもいけない。
両者の正誤はさておきいろいろと考えさせられる。