為替物語 第2章

8日のヨタ話。

2009年10月08日 17:05
今 晶
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 ※以下はまったくのヨタ話です。

 K:オーストラリア(豪)ドルは6日の豪利上げ以来、人気上昇のペースが速まってますねぇ。「プラス思考」ゆえきょう発表された9月の豪雇用統計への感応度もなかなか。

 T:素朴な疑問。みなさん、豪ドル・米ドルが1豪ドル=1米ドルのパリティ(等価)を目指すと考えて豪ドル買ってんの?

 K:経済の基礎的条件(ファンダメンタルズ)の裏付けがあるんでとかいう説明をよく聞く。けれども、世界各国の相互依存度を考えれば特定の国が突出して伸びるためのハードルは本来、極めて高いはずでしょう。ファンダうんぬんは投機資金が豪ドルを米ドル売りの受け皿として強化する目的で持ち出すんならいざ知らず、腰の据わったカネが見るとどうしても飛躍を感じちゃう。
 もちろん、80年代以降の日本が円高スパークを乗り切ったとか、いろいろ想定したうえでかもしれぬから否定はしません。
 いずれにせよお祭り、過熱、そういったものが潜むとの身構えはしといたほうがいい。

 T:例えばさぁ、昔の日本のように緩和解除に慎重で慎重でたまらないって国の通貨が抜きん出て売り込まれるって事態は感覚的に理解可能だけど、逆に、好況下の引き締めが一国だけ続くって構図はあんまりイメージできないな。

 K:かつての日本の地位が米国に変わり、円建てを含めてリスク資産がまんべんなく浮かぶってシナリオならバブリーとはいえまだ描けましょうほどに。ともあれ、いささかイケイケ風のロジックで値が軽やかに動いてしまうって状況は要は、豪金融市場の規模が依然として限られ投機のお砂場と化しやすいってことですよ。

 T:米ドル離れが仮に起きたとせんか、豪州が単独で受け入れられるはずもあんめ。どこかのファンドマネジャーと最近話したとき、「豪ドル資産にお金が殺到するとおそらく豪国債がバブって(利回りは低下)豪準備銀行(中央銀行)がいくら利上げしても『実質ゼロ金利』じゃないすか」って笑ってたよ。
 為替に関しては2007年あたりの「ニュージーランド・ジレンマ」の再燃かもね。

 K:でもニュージーランドは結局アイスランドにはならなかったし、「いわんや豪州をや」で心配ご無用との意見は出そうだが…相場形成がゆがむって趣旨でしたらわからなくもない。

 T:究極のところは米国にもっと頑張ってくれってことだ。

 K:しかし米輸出セクターは米ドル安で居心地はいい。

 T:米政府は経常収支や貯蓄率を横目に「両にらみ」。

 K:お題目は「強いドル」。

 T:そのうち、「ドル」が豪ドルを指したりしてな。

 K:豪以外の国が原材料の輸入価格を安くしようと?

 T:もし各国の成長再開で資源需給が引き締まる傾向が生まれるとすれば意外に…。

 K:陰謀説ばっかり言ってると儲かりまへんよ。首筋が涼しくなってきやすがな。

 T:…。

 以上


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豪ドル高。
現状維持。
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