
円は詰め切れず。
おはようございます。16日のニューヨーク外国為替市場でドルは対ユーロなどで下落傾向が継続。一方、円に対しては下値が限られ、ドル以外の通貨の対円相場(クロス円)はオセアニア系なんかしっかりで、欧州も底堅い動きをしました。欧米株高でリスクマネーの活力が保たれる中、「資金源」の要素を持つ円の立ち位置は依然、なかなか微妙なところすかね。
16日発表になった7月の対米証券投資にはカネが流れる状況下でのドルの減価が意識され、との解釈をとったと忖度(そんたく)している。危機の概念を交えると「ドル安オンリーでもなかろう」などとなってややこしいからぼかしてる様子。
円買いサイドは日本発のネタだけではねぇ。ドル・円の1ドル=90円アラウンドの需要が強いとか、そういった環境はあろうけど「円高」戦略では簡単に詰め切れない。
もちろん、前週のように円の出遅れ感がまた浮上すれば結果的な円の上昇は起こり得ると思うので、組み合わせごとの濃淡はさておき、円安方向への動意がどんどん戻っていく事態も考えづらい。