
米中摩擦。
米政府が11日、中国からのタイヤ輸入を事実上制限する措置(いわゆるセーフガード。今回は追加の関税を課す策)の実施を決めたことについて、イマイチ背景が見えないなぁなどと思っていたら全米鉄鋼労組(USW)に関する各メディアの記事が流れ始めました。
このあたりはあまり詳しくチェックしてなかったため不案内ですが、USWはオバマ大統領の支援団体の一つでもともとセーフガードを発動するよう求めてたらしい。
一方で中国製タイヤといっても米メーカーがかの地で作っているものが入り込んでるわけで、産業界(というか経営サイドと申しますか)が賛成する事態は考えにくい。金融市場も含めて「保護主義はやめてくれ」と懸念を示す可能性が高い。中国は既に反発してるので今後、国際的な波紋もそれなりに大きいでしょう。
いずれにせよ、オバマ政権の通商・外交政策において試金石となりますね。かじ取り次第では米国の「信認」やカネの吸引力にも絡んでくる話です。