為替物語 第2章

息継ぎか否か。 

2009年09月09日 12:31
今 晶
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 出先です。相場のほうは9日発表の豪小売統計でドル売りや円売り戦略にケチが付いた格好か。方向感うんぬんの面ではイマイチの気はいたしますけれども。
 リスクマネーは様々な動きをしてるようですが、総じて、借り入れベースでガンガン攻めるより短期スタンスでも低レバで逆風への抵抗力を付け、「元本勝負」で仕掛けようとの空気がございますね。日本勢だと金利重視派が多いためなかなかハードルは高い一方、欧米では商品や株式志向も濃いし、手持ちで潤沢な通貨はとなるとどうしてもドルになり、元手として働く。
 日本経済新聞系メディアのQUICKではタックスヘイブンの規制強化の観測とそれを受けた資金移動と各種重なった結果、ドル安が進みやすくなったとの解説記事が載ってました。ドルのまま引き揚げても差し支えはないはずなれど、米以外のカネが米経常・財政赤字を埋めている構造なんでね。流動性相場とリンクしがちとは申せる。
 最終的には米金融市場がどれだけ資金の吸引力を取り戻すかと収支の改善次第。現時点ではまだ基調判断は難しそうです。


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