為替物語 第2章 外為どっとコムFXブログ

見て見ぬふり。

 出先です。相場は…円が再び押されドルは強さをキープ。リスクオフは生じずドル買いは再び「良い金利上昇」ネタででしょうかね。
 米国債もあんだけハイペースでドボンじゃ死屍累々で禍根を残してるんではなかろうかと思うのだけど、マーケット心理はしばしば偏り「見て見ぬふり」をする。
 また、ブッシュ減税の延長決定で万事がバラ色みたいなトーンは危なっかしい。だったら日本でもやれば財政赤字が膨らんでも問題はないじゃんって話なのでは?
 米景気の楽観論者は「米国の力を南欧などと一緒にしてもらっては困る。モノが違うのだよモノが!」(機動戦士ガンダムのシャア・アズナブル風)などとおっしゃるのかもしれません。確かに、わが国のように少子高齢化じゃなく人的のみならず物的にも資源を有してるし、ユーロ圏のごとき寄り合い所帯とは異なる。ドルは基軸性を持つ。
 しかし信用機能が衰え労働市場の奥までダメージを受けると早期の体勢立て直しは厳しい。米政府の収支状況と経済成長とのバランスが崩れる可能性は依然、意識すべきかと考えます。
 さらに米金融緩和策の「出口戦略」はかじ取りが難しいだろう。かなりパンパンになってきた資産の圧縮はどう進めるのか、米債利回りとインフレは大丈夫かとかにもきちんと目を配らんとね。
  • 2010年12月 8日(水)16:19

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