為替物語 第2章 外為どっとコムFXブログ

2010年6月21日アーカイブ

21日のヨタ話。

 ※まったくのヨタ話にて候。

 K:どうすか中国の人民元絡みの話題は。

 T:中国の通貨当局は緩やかに元の伸びを認めるかなって話やろ?国際的な収支不均衡の是正がすぐ進むとは思えんし、株は何であんなに活気付いたんかね。

 K:「ネガティブな作用はなさげ」。これで十分いけたんでしょう。一応、中国内の購買力は上がるとか外国人から見て元建て資産の魅力が増すといった講釈はされてやす。

 T:でも日本で円高が消費マインドを刺激するとは言わんだろう。勢いがある国とない国の違いかしらね。
 輸出セクターに大企業が多い似た構造の国の間でも。
 
 K:おっしゃる通り「中国ならでは」ってリアクションっぽいところも。新興国で国民の成長と消費の余力はアタマいくつか抜けてるし、そもそも人口は比べもんになりません。カネが割合ベースでちょっと動いただけでも絶対額は大きい。

 T:じゃあさ、いわゆる「購買力平価」なんて意味ねぇよな。発射台が違うんだぜ。

 K:いろいろな調整・補正の方法が出てるので、すべてが無意味とはいえないっしょ。ただ物価や経済の土台の格差、先行きの環境など変数をどう織り込むべきか判断は必要。

 T:ハンデとかちゃんと設けなきゃ。ほら、いまや三面記事の常連たる○○○博…。

 K:時事ネタでキャッチーながらブラックジョーク過ぎるので深入りはやめましょう。

 以上

ムード重視。

 いったん戻りました。またすぐ出ますが…相場は円が引かれる形での「リスクオン」ちゅうことすかね。
 人民元関連は各論では突っ込みどころ満載で、独自ネタとしてイマイチなんだけども、「いずれにせよ世界の経済にはダメージをもたらさぬ」との空気を生んだ面はございましょうか。
 前週からの何とはなしの「悪材料慣れ」と重なったわけだ。
 ともかくも底流にはなお怪しげなものがある。ムード重視の構図は限界を意識しといたほうがいいと思う。

 前日からどうもこう、とりとめなき話を書き連ねてばかりでだいぶお目汚しだったかもしれません。いつものヨタトークゆえ適宜読み流してくださいませ。

中国関連。

 引き続き出先です。相場は…円は引き続き安いレベルを保ってるんすかね。この先二の矢があるか短期マネーの揺り戻しになるのかはわかりません。
 ところで中国の人民元マーケットは当局が介入を抑えた様子。するすると2005年7月の切り上げ後高値を付けたやに聞きます。管理フロートの構図は変わってませんから放置プレーに徹するなんてこともなかろうけど、欧米へのアピールとしては良しか。
 
 某氏と雑談していた際、彼が中国政府のスタンスを前週のスイスになぞらえていた。通貨高を抑えず輸入サイドでの引き締め効果を狙う(輸出はヒートアップの予防)という。半面で実力行使の手段は留保をし続ける。腰を据え物価やバブルに立ち向かうなら金利の措置は避けては通れまいが、といって経済の土台にはまだ懸念が残るし、見極める余裕が欲しい――。
 まぁあくまでうがった解説。現段階では話半分に受け取るべきでございましょう。補強材料待ちだな。

 ※訂正:下から二段目で「通貨高を抑えず――」のくだりが当初、「通貨高を抑え――」と誤っておりました。スミマセン。
 ※補足:通貨高はペースや持続性の織り込み具合いによっては為替差益を狙う投機資金の流入を促しかねない点に注意が必要か。不動産など外からのカネでバブる恐れ。

糖分補給。

 ベルギーのフルーツ加工メーカーで日本にも販売基盤を有する「マテルネ」という会社の製品ラインアップの中にフルーツポケット(Fruits Pocket)と名付けられたピューレ状のモノがあります。巷でよく目にする何とかインゼリーの体裁ながら果物100%らしい。といってジュースのようなさっぱり感は期待薄。
 要はなにげに食べると甘くてどうもならん。
 ところが激しい運動をした後や原稿書きでヘロヘロになった際に冷やしたそれをとると実にいい。TPOを選ぶんですね。
 私は周りに同社とかかわりを持つ人間がいたためたまたま試せまして、過去にはハズレやババもけっこう引いてきましたが今回は珍しくうまくいった。

 相場はいかに…走ってるムードは薄いけど日本や中国の株高連動系が多めでしょうかね。

米国債利回り上昇。

 出先です。相場は…円買い動意は引き続き薄いんすね。日本株は高い。米国債の利回りは上昇(価格は下落)してますか。
 これは中国のドル買い・元売り介入が細るとの観測が背景に潜むんでしょう。
 とはいえ中国当局も外貨準備にダメージを与えるようなことはしまい。緩やかに施策調整を進める公算大。為替と同様に「思惑先行」には要注意でんな。

 前のエントリで元とアジア通貨との関係につき触れましたが少々補足。巷でよく聞く「元の対ドル、ユーロ相場の強含みで競合商品が多い周辺国の輸出競争力は持ち直す」といったシナリオに「いかがわしさがある」との趣旨でした。アジ通がのめって優位にたっちゃったら意味はないし、中国企業をお客さんにしている国ではかの国の失速はネガな影響をもたらすはずだしね。
 一面だけとらえても難しいわけだ。

思惑各種。

 21日のオセアニア外国為替市場で円は対オーストラリア(豪)ドルなんかでけっこう売りが出た後、つれ安系の組み合わせ(円・ユーロなど)は巻き戻しており総じて不安定。豪ドルの買いについては、人民元高となれば中国の資源輸入のコストを抑え、需要を刺激するからってロジックを用いる人がいた。
 とはいえ資源シナリオを作るためには、中国の輸出が元の上昇継続をしのぎ切り不動産バブルの軟着陸に成功するといった現時点ではなかなか微妙な部分を織り込むことになる。そもそも貴金属などの商品の増価を前提にしてるわけです。中国企業の「お得意先」を含め世界の各国がダメージを受けやせぬか。
 元の伸び=アジア通貨の強含み予想もいかがわしいけれどこっちもかなりのモノだと思えますね。
 まぁ中国経済の存在感がそんだけ大きくなっているということは申せましょう。

ドル売りアリ。

 おはようございます。週明け21日のオセアニア外国為替市場で相場は薄商いゆえ気配値ベースではかなり振れてるみたいですね。とりあえず、中国が米ドル連動型の為替政策(ドル・ペッグ)をやめる方針を示したことを受け、参照する通貨バスケットを意識してか「ドル売り」が出た印象。相手はユーロがメーンなのかなぁ。
 半面、ユーロの対円での値段が一時上がったように映ったほか、ドル・円は緩んだっちゃあ緩んだけれど熱気は欠いた感じ。「円高」バイアスは今ひとつか。
 ともあれもう少し落ち着かんと判じづらいでしょう。

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