為替物語 第2章 外為どっとコムFXブログ

2010年1月30日アーカイブ

中銀の独立性。

 各社報道によるとアルゼンチン中央銀行の某総裁が29日、政治が介入する気配を見せたとの理由で辞任の意思を表明しました。「中銀の独立性」はサブプライム・ショック以降は先進国でも重要な論点になっており、アルゼンチンのゴタゴタは対岸の火事とはいえぬ。米国など火種がございますからね。
 日本は…「もともとプレッシャーに弱い」というとだいぶ語弊はあるんすけど、過去に連携だの協調だのの言葉を実にフレキシブルに解釈しうやむやにしていった文化を持つ国なので、混乱リスクは相対的に低いかもしれません。

CFTC報告。

 米商品先物取引委員会(CFTC)が29日公表した26日時点の建玉報告で、シカゴ通貨先物市場での投機的なユーロの売越額はなかなか増えてました。いつ以来かちゃんと調べてませんがとまれ、ギリシャネタなどを口実に狙い撃ちを受けた様子がうかがえます。
 言い換えればリスク志向が衰える一方でリスクをとってユーロを売るグループもいたわけで、2008年後半―09年初のようなパニック性は薄いといえる。
 だったらじゃあ円高の持続性ってどうなの、疑問符が付くんじゃないのとの意見もおそらく残りましょう。
 米金融規制にしろ中国のバブル抑制策にせよ失敗リスクはあれど本来、景気を良くすべくやってるはずですしね。
 まぁ持ち高がだいぶ偏ってきた気配で、カネの目詰まりがさらに進むとしたら今度は「リスク回避のユーロ買い」なーんて事態になり得るとも思える。

ドルは高いが。

 おはようございます。29日のニューヨーク外国為替市場で円は結局下値が堅かったすかね。米株式相場は粘りがない。ドルは高いままなれど、この構図だと教科書的にポジティブなドル買いというよりも「消去法」のドル買いに過ぎぬ印象ですね。
 あくまで「敵失」に追い風を受け、多少はマシだと安全志向の強いマネーが動いた――。
 でもまぁ、短期資金の小刻みな回転の結果振れた状況に対して後講釈をすれば、ってところで、あんまり意味を持たさずともよいのかもしれません。

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