為替物語 第2章 外為どっとコムFXブログ

異常値。

 某取引所で南アフリカ・ランドの異常値ディールが成立し物議を醸した件、何らかの対応が進むとの記事が流れてました。まぁあれは取引所での事例ゆえに問題だけれど、一般のマーケットで、特にランドのごとく流動性が劣る通貨では起こりがちかなとの気はする。
 というのも金融機関の間(インターバンク)の売り買いは決済を受けられるか否かのリスクが伴うため「与信行為」に相当します。例えば信用力の低い銀行がどうしてもランド・円の買い持ちを清算したい、しかし大量に引き受けてくれる相手がなかなか見つからず、強引に処理しようとしたら仕上がり8円台(ストレートとドル・円のクロスで)だった――。なんて可能性は十分にある。
 しかも信用機能は危機前の水準には戻ってないし、現在は電子トレーディングが主流で成り行き注文は人を介すよりもスピーディーに走るので、トラブル系の動意につながりやすい。
 もちろんプロ同士でも「これおかしいからナシ(Nothing done)にしようよ」ってケースは生じます。通常はほどよく折り合いがつくもの。今回もソコソコの地点に落ち着くのでしょうね。
  • 2009年11月 7日(土)09:43

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