いったん落ち着きました。
相場のほうは…円高前線は停滞中ながら悪さはしてないってイメージすかね。ドル安の様相が残るためクロス円は底堅い。でもまぁ、投機の仕掛けは余力にもよるけれど速いときはかなり速い。リバウンドの可能性も考慮すれば両サイドとも油断は禁物でしょう。
※以下はまったくのヨタトークです。
Y:朝方のドル・円の仕掛け売りはまたまた「日本は介入しないから」ってムードがバックにあったの?
K:後講釈ではね。実際には薄商いで攻めやすかったうえに日本の個人投資家のストップロス(損失覚悟の円買い・ドル売り)注文がチラチラ見えているし、1ドル=89円ミドルや89円ちょうどアラウンドの通貨オプション取引に絡んだ損切りのドル売りも控えるのだしとりあえずイケーだったのでしょう。ともあれよく頑張ってます。
Y:まぁ介入うんぬんの話題もね、あんまり前面に出過ぎるといかがわしいよね。
K:実力行使の自重観測が円高ドライブのメーンエンジンじゃございません。あくまでもドル安の波がかつての「調達通貨」の円に対しても及び、さらに英ポンドも資金源扱いになってポンド・円が沈み、日本勢の対外資産引き揚げ(リパトリエーション)という季節要因が加わって円の独歩高を演出した。
円は過去に出遅れていたけれども、日本政府の円売り介入を見込んだがために買われなかったわけではない。
Y:もちろん介入警戒感が衰えたゆえに「値幅取りでちょっくら円を買うか」マインドはだいぶ高まったろう。
K:確かに、攻撃にGOサインを出す推進力にはなったはず。ただし投機はもうけっこうお腹パンパンでっせ。
個人的には日本企業なんかのリパトリ、シルバーウイークのおかげで集中しちゃった影響が大きかったと考えてる。
Y:大事なところで祝日が続いたもんね。円高進行への懸念が残る中では焦りも生まれよう。
K:次の焦点は季節の円需要が消えてしまう10月以降、ヘッジファンドの決算期も近づく過程でドル売り戦略を保てるか。
Y:なにぶんにもアメリカの景気次第ですがな。カネの吸引力が戻らんとどうもならん。
K:私はドル・キャリー(借り入れ原資の運用)にはどちらかといえば懐疑派なんで、お金の供給量や量的緩和の出口の時期が早いか遅いかは決定打とは思わぬ。仮に米国の緩和策脱却がぐっと後ずれしたとせんか、いったい何のための国際協調なんだって話すよ。
その文脈で米経済がいかに早く立ち直れるかと米以外の長期マネーをどんだけ引き戻せるかがポイントと感じますねぇ。
Y:ドルの弱気も程度問題か。
K:私は生活にはマイナス思考なり。
Y:僕も。世知辛い世の中よなぁ。
K:じゃあ有楽町で会いましょう。
Y:「日の入り酒場」でも造ろうかってオチか。いつまでも自虐ネタは出さんぞ。
以上
ちょっとばたついておりました。相場は…「円高」は某財務相からのしぶしぶ気味のフォロー発言があったんで多少は投機のイケイケ度は下がり、ストレートのドル買いにクロスが押される状況も収まった感じですかね。クロス円自体にはそう主体性を感じません。
週初から円絡みでいろいろと盛り上がる一方でドルを軸とする構図も続いてましょうから、ドルと円双方のムードを映していく(さらに介入ネタも加わる)ドル・円相場の存在感はだいぶ高まってるように思える。クロス円の地合いも引っ張りやすいかなと。
28日午前の東京外国為替市場で円はいったん押し返された後、ドル以外の通貨に対しては再浮上しています。日本株安がドルの買い戻しにつながり、ストレートの引きでクロス円もってイメージか。ドル・円は相対的に底堅いけれども「円高」の構図があるうちはなかなかね。
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そういえば前週でしたか、某取材先から「ドル・キャリー(借り入れベースのリスク資産運用)が活況とのコメントをよく聞くが、そんなに信用機能って回復してるの?」との質問を受けました。おそらく、優良な市場参加者の間ではだいぶいいムードでしょうし、取引金利に映っている。ただ事は「疑心暗鬼」の問題なんでね。日本の過去の金融危機では日銀が量的緩和を続けてもカネの目詰まりはなかなか消えず、低格付けの銀行は長いコト非常に苦しい思いをした。
結果として一部は立ち直れずにドボン…となったわけで、単純に指標系のレートが安いからお金の巡りが蘇ったとの即断はしかねます。当然、かかわりの深いヘッジファンドなどへのマネー供給にも限界が生じるため、どこかでも書いた通り投機のドル売り(特に円買い)にはかなりの危うさを感じるんすね。
祭りは夏だけではありませんね。
冗談はさておき、28日早朝の東京外国為替市場で円は独歩高。対ドルは1ドル=88円台まで跳ねた。基点はどこかわかりませんけれども主役は日本勢のギブアップorギブアップ狙いの仕掛けあたりでしょうかね。構図はいささか複雑ですけれども要は「イケイケ」になっちゃったという。投機マネー(特にモデル系と呼ばれるコンピューター売買型のヘッジファンド)はワンウェイ相場にどんどん乗っかっていく性質を持つため、こんな状況が生まれやすい。
まぁここでオーバーシュート(行き過ぎ)の話をしてもしゃあない気はしますんで、とりあえずモメンタム(勢い)の持続性見定め。
おはようございます。週明け28日のオセアニア外国為替市場で円は対ドルでしっかり。日本時間の6時2分時点では1ドル=89円55―59銭前後…リアルなところはイマイチ見えませんので他メディアをご参照ください。打診的な「ドル売り」が出ている影響でクロス円は底堅い組み合わせもありますけど、おおむね25日のニューヨーク市場の流れを引き継いでましょうか。
※7時過ぎの注 「円高」拡大。ドル・円は新安値で1ドル=89円20銭台まで。G社コメがアップされづらい情勢なのでこちらで触れときます。薄商い下のストップでしょう。