為替物語 第2章 外為どっとコムFXブログ

2009年9月27日アーカイブ

地方とJAL。

 新政権の発足に伴い様々な変化が起きており(メディアはポイントを絞り過ぎて広角ウオッチを難しくしてる面はございますが、いずれにせよそんだけいろいろなんでしょう)、ダムと中小企業のモラトリアム(返済猶予)に絡む事項と並び注目を浴びているテーマに日本航空(JAL)の経営再建の問題がある。
 ざっくりと「構造的疲労」と語ってもよいのかもだけど、私は青森出身なんで地方の疲弊とのかかわりが特に気になる。
 JALは旧日本エアシステム(JAS)のローカル線を引き継いださい、戦線は伸び切った印象が濃い。国際線とは別の構図で広がったわけで、その後オープンした空港での受け分を含めるとさぞ大変だろうなぁ、と思ってたら例の金融危機でしたからね。航空行政が妥当だったかなどの論点も控える。
 数日前に帰省した時、青森市内の活気が以前にも増して衰えていたことに戸惑いを隠せなかったのですけれども、多少の違いはあれど地方経済を取り巻く環境は厳しいと存じます。JAL関連での政府の対応は「国政」として重要な試金石になりましょう。

蚊。

 このところ外出先で蚊に刺されるケースが増えました。かのにっくき虫はヒトが発する炭酸ガスになびくとか聞いたように思うので、すなわちチクチク攻撃は代謝がよく健康な証(あかし)…などと前向きに受け取ってばかりもいられない。
 とてもとてもカユイですし、状況によってはいらぬ菌を媒介してくるかもしれませぬ。
 消毒、消炎。

抜け駆けはせずに。

 25日閉幕した20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)は声明や個別発言から判断すると、要は「まだいろいろと大変なので、今後も抜け駆けなんかせずに皆で頑張りましょうね!」というオチなのかなと。当然、国ごとに景気の動向や施策対応に濃淡は生じてしかるべきで、外国為替市場ではドルの先安論者などが自らの戦略にあわせ引用してくるとは思うけれども、ビビットには新味は見出しづらい。
 新興国の地位向上を訴える人ですと「中国の存在感がますます高まった」と判じましょうし、円の強気派ならば某ベテラン議員(かつ閣僚)や元財務官のコメントを同時に引いて「日本は相手の事情をかえりみず円安政策をとることはせん」と主張するかもしれぬ。
 とはいえ日本政府・日銀は2008年の秋にも何だかんだで実力行使はせず、04年の3月中旬以降は放置プレイを続けている。一方、円や日本だけがいじめ抜かれた(とのムードを共有可能な状況になった)とすればどうか。よほどの「M」じゃなければさすがに動くんじゃないか…との読みもし得るわけすね。
 とまれ、政治アピールには「玉虫色」が潜むもの。外為に限りませんが相場判断には経済の基礎的条件から生臭いカネの流れまで多様な目配りが必要になる。これは変わらぬはずです。

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