今週もよろしくお願いします。といっても、為替相場すっかり夏枯れムードが漂ってきました。どちらかに行きそうになってもすぐに元に戻ってしまい、気がつくとよく見たレートに戻ってしまう。スワップを稼ぐ人にとってはいい相場ですが、取引をやりたい人には、あまり面白くない相場になってしまいました。「夏枯れ相場」です。
アメリカの金融機関の決算も一巡して、終わってみれば、「悪いんだけど、思ったほどは悪くない」 アメリカの景気も「よくはないんだけど、それほど悪くもない」
FRBは金利を上げそうで上げない。でも、上げたいような素振りも時々見せる。一体どっちなんだといいたくなるような状態です。
ドル円も少し上がってきましたが、108円台には売り注文が待っているし、かといって下がってもすぐに戻ってくる。
ユーロも一時、原油価格の下落で崩れかけたが、また回復。
実は、最近、ドイツの景況指数がどれもひどいし、ニュージーランドは利下げ、イギリスの住宅価格も落ち込み、オーストラリアも景気減速が心配されています。それでも、こういう通貨は下がらない。一部には日本の個人投資家の執拗な円売り外貨買いが相場を支えているという意見もありますが、それも案外間違っていないかもしれません。
やはり、各国の金融政策がどちらにはっきりと舵を切り出すまでは、こんな状況が続いてしまうのでしょうか。
今のうちに力を貯めておくことにします。
3連休を終えて、また新しい週が始まりました。皆さんはどんな3連休を過ごされましたでしょうか? 先週から昨日にかけて、アメリカの金融機関の4−6月期の決算が発表になりました。ウェルズ・ファーゴ、JPモルガンチェース、シティグループ、バンク・オブ・アメリカなど大手の商業銀行は予想ほどは悪くはなっていませんでした。サブプライムローン関連の損失は大きかったものの、四半期で何とか黒字は確保する結果となっています。
発表前は、「どれだけ悪くなっているのだろうか?」という不安感から、金融株が急落していたため、結果がそれほど悪くないとわかると金融株が急騰しています。しかし、これも悲観しすぎていたことに対する反動で、本格的に回復するわけではなりません。
投資銀行のほうは、依然として暴風雨の中にあります。メリルリンチは四半期連続で赤字という結果になりました。昨年就任した、ジョン・セイン会長、責任はとらなくてもいいのでしょうか? 彼はマケイン候補のブレインですので、選挙戦にも影響がでてくるのでしょうか。(まあ、それがなくてもオバマ氏が勝ちそうですが)
為替相場のほうはスワップ派には楽しい相場展開が続いています。大きく円安にはならないのですが、多少円高にいってもすぐに戻ってくる。結局、日本の金利が低い間は円安基調は続くということなのでしょう。
しばらく、クロス円は高値圏でのもみ合いとなる可能性が一番高そうです。
とうとう、市場の混乱が始まりました。アメリカの金融危機の高まりに世界中の株式市場が崩れ始め、ドルも下落。ここ数週間ドル売りを持ち続けて、なかなか下がらないので悶々としていましたが、やっと崩れてくれました。 一番いらいらしていたドル円のショートもようやく陽の目を見てきました。
ここからは市場と国家の戦いになります。気を抜いていると、介入のうわさなどが流れてドルが急反発する局面もあるかもしれません。面白くなってきました。市場が荒れてくると胸が躍ってくるのはディーラーの習性で、きっと銀行のディーラー達も狂喜してディーリングをしていると思います。
クロス円は、ドル円の下げにつられてやや軟調ですが、基本的にはドル相場なので、あまり大きく崩れることはないと思います。こういうときは動いているものに集中することです。
久しぶりになりました。今日はいよいよ洞爺湖サミットが閉幕になります。結局、22カ国も集まって烏合の衆化してしまいましたね。
温暖化の問題も、先進国と新興国の責任の擦り付け合いとなり、何とも後味の悪い結果となっています。G8での合意も「問題を共有する」という何も決まらなかったと同じ内容になってしまっています。
キャビアやうにを食べながら「食糧危機問題」を語る会議に批判が集中したり、結局、人間は自分のことしか考えていないんだなという印象だけが残ってしまいました。
為替相場のほうも霧の中に入り込んでしまいました。世界の株式市場は不安定なままですが、どこも悪いので、為替でも一体どの通貨を買えばいいのかわからなくなってしまっているということなのでしょう。
霧が晴れてくるまで、こんなどんよりとした相場が続いてしまうのでしょう。まずはこれから2週間ほどで発表されるアメリカの金融機関の決算が最初の山場となってきそうです。まあ、こうやってよくわからなくなってくるのも相場です。出口がはっきり見えてくるまで、高みの見物としゃれてみればどうでしょうか?
今日、また中国の株式市場が大きく下落しました。インドの株式市場も急落しています。世界中インフレの脅威に犯されてきました。悪いのはアメリカだけではありません。今まで期待されていた国の多くが試練を迎えています。
インフレは本当に恐ろしい。そう考えると、インフレ率が最も低い日本はインフレに強い国ということになってくるのかもしれません。
去年の8月に混乱があった後、10月、今年の2月と 混乱が起きましたが、今回、第4波が来たようです。
これがどういう形で落ち着くのか、戸締りをしっかりして、嵐に備える必要がでてきました。