中級編3 FX 〜チャートの基本1〜

移動平均線は、ある一定期間の相場参加者たちが売買した値段を平均したもの

トレンドラインと同様に、相場のトレンドをつかむために参考となるのが、「移動平均線」です。「移動平均線」とは、ある一定期間の価格(通常は終値)の平均を結んだものです。

「移動平均線」の組み合わせは数多く存在していますが、一般的には短期線と長期線の2本を組み合わせるか、もしくは短期線と中期線、そして長期線の3本を組み合わせるパターンが一般的です。日足を例にしますと、一般的に短期線は5日や6日や12日など、中期では20日や25日、50日のほか、75日や89日など、長期では100日や144日、200日や233日などが用いられることが多いようです。また短期のトレンドを知りたいときは短期線を、中期の場合は中期線を、長期では長期線を見る方法もあります。

では、実際に移動平均線を描くことで、何が見えてくるのでしょうか?

平均値を見ることで、相場のトレンドが捉えやすくなる

移動平均線を見ることで、相場のトレンドを把握しやすくなります。例えば、4日連続上昇を続けていた相場が、5日目、6日目に下落しています。もう上昇は終わったのかな?と思いますが、移動平均線を見ると上昇を続けています。1日くらいのイレギュラーな動きも、平均を取ることで大きな流れの中で見ることが可能となり、トレンドをつかみやすくなります。


さらに、現在の為替レートが移動平均線から大きく離れていないかを見ることで、現在の相場が売られ過ぎ(買われ過ぎ)ていた場合、相場は自律的に修正が入る可能性がある点に着目する方法もあります。これは相場のかい離が止まり、移動平均に向かって収れんするタイミングを狙い売買する手法です。

ゴールデンクロスとデッドクロス

さらに、移動平均線で示される売買サインとして有名なものに、「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」があります。

ゴールデンクロス

短期移動平均線が長期移動平均線を下から上へ突き抜けること。直近の価格傾向が上向きに転じたとみられるため買いサインといわれています。

デッドクロス

ゴールデンクロスとは逆に、短期移動平均線が長期移動平均線を上から下へ突き抜けること。直近の価格傾向が下向きに転じたとみられる売りサインといわれています。

ダマシには要注意!

ただし、これら「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」を含め、移動平均線のサインが表れて売買タイミングがすぐにやってくるというわけではありません。しばしば「ダマシ」と呼ばれる誤ったサインが表れる場合もあるため、必ずしもこれらのサインが正しいとは限らないのです。

なぜ、サイン通りにならないのでしょうか?それは、これら2つのサインは予想がしやすいため、相場の裏をかいて利益を獲得しようという相場の流れがあるからです。

ゴールデンクロスが出る前に買っておき、ゴールデンクロス後に売りにだして利益を獲得しようという流れがあると、相場は一時的に下落してしまいます。そのためゴールデンクロス直後に買いを出しても逆に損失を受ける場合もあるのです。
そのため、「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」だけで売買の判断するのではなく、他のテクニカル指標と合わせてみたり、サインが出た後で様子を見て注文を出すなど、タイミングをずらして様子を見ながら取引をするとよいでしょう。

出た時の相場状況に注意しよう

またゴールデンクロス(またはデッドクロス)が出ても結果的にダマシとなるパターンとして、もち合い相場でのクロスがあります。もち合いの相場ですと長期線はあまり動かない中、短期線が目先の動きに反応して長期線をクロスする場合があります。この場合は相場に方向性はないため、仮にゴールデンクロスしても相場はもち合いで形成したレンジを抜け出すことができず、再びレンジに戻ってしまうことがあります。この場合も他のテクニカル指標と組み合わせてみたり、レンジを抜け出してから注文を出すなど、冷静に対応したいところです。

次は中級編4へステップアップ!チャートのテクニカル指標について学びましょう。

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