ツー・ウェイ・プライス

Two Way Price

為替レートを表示する際に、売値と買値の両方を同時に提示することを意味します。たとえば、ドル/円取引であれば、ニュースなどで「1ドル=110.20-25」というように表示されているのを見たことがあるかもしれませんが、これは、110.20から110.25のあいだでレートが動いているという意味ではありません。私たち(顧客)がドルを買うときには110.25円、ドルを売るときには110.20円で取引がなされていることを意味しているのです。もし、買値と売値を同時に提示しないとなれば、為替取引は基本的に相対取引で、かつ顧客はいま銀行間ではどれぐらいのレートで取引がなされているかという情報をもっていませんから、買いたい顧客には高く売り、売りたい顧客からは安く買うという恣意的な取引が行なわれる可能性もあります。つまり、買値と売値を同時に提示することによって、価格形成の透明性が担保されているといえるのです。