『外貨ネクスト』から『外貨ネクストネオ』へのポジション資金移動について

『外貨ネクスト』と『外貨ネクストネオ』のロスカット・ルールの違い

『外貨ネクスト』と『外貨ネクストネオ』ではロスカット・ルールが異なります。
『外貨ネクスト』から『外貨ネクストネオ』へ口座移動を行う「自動ポジション・資金移動」が実施される前に、ロスカット・ルールの違いをご理解いただき、ロスカット回避等の対応をお願い申し上げます。

このような方は特にご注意が必要です


「保証金率4%(レバレッジ25)」のポジションを多く保有している方

新規注文発注時に「保証金率(レバレッジ)」が選択できる『外貨ネクスト』のポジションは、その保証金率が高いほど(=レバレッジが低いほど)取引保証金は大きな額となります。そのため『外貨ネクスト』にて資金いっぱいまでポジションをお持ちであっても、全保有ポジションに占める高保証金率(低レバレッジ)ポジションの割合が高い方は、口座移動後に『外貨ネクストネオ』の必要保証金額との差額が解放され、口座状況が好転しやすくなります。
しかしながら、『外貨ネクスト』にて資金いっぱいまでポジションをお持ちであり、かつ「保証金率4%(レバレッジ25)」のような低保証金率(高レバレッジ)ポジションの占める割合が高い方は、口座移動後に解放される『外貨ネクストネオ』必要保証金額との差額が小さいため、その差額による口座状況の好転はあまり望めません。したがってこのような場合、口座移動後の「有効比率」が、『外貨ネクストネオ』ロスカット判定基準の「100%」に近い水準となる場合がございます。
さらに、次項「現在よりも円高時にポジションを保有された方」にて説明するような、口座移動後の必要保証金額が移動前よりも大きくなる場合、あるいは口座移動直後の月曜オープンレートが週末クローズレートに対し大きく乖離した場合には、月曜オープン時点で「有効比率」が100%を下回り、即座にロスカットが執行される可能性もございますので、注意が必要です。

例 資金いっぱいまで保有しているポジションの保証金率(レバレッジ)が異なるケースにおける、口座移動後の『外貨ネクストネオ』口座状況の違い[前提条件]口座移動実施時の条件が以下のような『外貨ネクスト』口座を想定

ケース1 資産のうち50万円にての「保証金率50%(レバレッジ2)」の米ドルポジションを保有した場合ケース1 @Aで必要保取引保証金50万円分の「保証金率4%(レバレッジ25)」ポジションを保有していた場合

現在よりも円高時にポジションを保有された方

『外貨ネクスト』における取引保証金は新規注文の成立値を基に算出され、一度確定すればその後変化することはないのに対し、『外貨ネクストネオ』の必要保証金額は過去2週間(前々週木曜〜当週水曜)の中で最も高い終値を「基準レート」とし、所定の計算式によって毎週算出されるため、相場変動に応じ週単位で増減する可能性があります。 (※計算式につきましては「【2】『外貨ネクスト』と『外貨ネクストネオ』のロスカット・ルールの違い」をご参照ください。)
したがって、口座移動時の実勢レート水準がポジションの成立値よりも円安方向に動いていた場合には、移動後の『外貨ネクストネオ』必要保証金額の増大に伴い余剰資金が減少するため口座状況が悪化し、『外貨ネクストネオ』ロスカット判定基準の「有効比率」が著しく低下する可能性があります。

ケース1 取引保証金50万円分の「保証金率50%(レバレッジ2)」ポジションを保有していた場合

口座の全体保証金率が4%〜7%の範囲※の方

『外貨ネクスト』における全体保証金率と『外貨ネクストネオ』における有効比率とでは、後述するように厳密な計算式や表示上の値こそ大きく異なりますが、いずれも保有ポジションに相当する外貨の円換算額をベースとして保証金額を算出するものです。そのため、口座移動の直前時点で『外貨ネクスト』の全体保証金率が低かったお客様は、総じて移動後の『外貨ネクストネオ』における有効比率も低い水準にとどまる傾向にあります。
両建ポジション、あるいは先に述べたような高保証金率(低レバレッジ)ポジションをお持ちの場合においては、移動後の有効比率が向上するケースもありますため一概には申し上げられませんが、特に『外貨ネクスト』の全体保証金率が4%〜7%の範囲内にあるお客様におかれましては、万が一のために追加ご入金等による口座内容の向上をおすすめいたします。
以上の説明は、全体保証金率が7%を上回るお客様のロスカット回避を保証するものではございません。口座移動直前時点の全体保証金率が7%を上回っていても、相場急変動などの要因により移動直後にロスカットの執行対象となる可能性がございますので、ご注意のほどお願いいたします。なお保有ポジションが「香港ドル/円」もしくは「南アフリカランド/円」のみ、または保有ポジション中に占める両通貨ペアの割合が高いお客様におかれましては、以上の説明のうち「4%〜7%」を「4%〜18%」に読み替えていただくようお願いいたします。

保有中のポジションのうち「香港ドル/円」「南アフリカランド/円」の割合が高い方

当社の『外貨ネクストネオ』では、対円レートが一定レベル※1以下となる通貨ペアの「1Lot(1,000通貨)あたり必要保証金額」につき、一律「1,000円」とするルール※2を採用しております(法人のお客様を除く)。そのため一般的な通貨ペアの「1Lotあたり必要保証金額」の実質的な保証金率は「4%」程度であるのに対し、上記条件に該当する通貨ペアにおける実質的な保証金率は、対円レートが1通貨=10.000円の場合であれば「10%」程度となります※3
現時点での対円レート水準で、上記条件に該当する通貨ペアは「香港ドル/円」および「南アフリカランド/円」の2種です。

『外貨ネクスト』では、通貨ペアを問わず共通の計算式により算出される「ポジション総代金」※4から求めた「全体保証金率」をNYCロスカットの執行基準とする一方、『外貨ネクストネオ』では、前述の「必要保証金額」から求めた「有効比率」をロスカットの執行基準としております。
そのため、保有ポジションが「香港ドル/円」もしくは「南アフリカランド/円」のみ、または保有ポジション中に占める両通貨ペアの割合が高い口座においては、「自動ポジション・資金移動」直前の『外貨ネクスト』における「全体保証金率」が、NYCロスカット執行基準(4%)からほど遠い「10%」前後であったとしても、口座移動後の『外貨ネクストネオ』における「有効比率」が「100%」を割り込み、「自動ポジション・資金移動」実施直後の月曜日オープン時点でロスカットの対象となってしまう可能性がございます。
上記の条件に該当するお客様におかれましては、口座移動直後にロスカットとなりませんよう、下記リンク先の「概算有効比率シミュレーター」などを参考に、余剰資金の追加ご入金または一部ポジションの決済をお願いいたします。

※1 具体的には、対円レートが1通貨=25.000円に満たない通貨ペアがこれに該当します。
※2 「1Lotあたり必要保証金額」の算出ルール、および現時点での通貨ペアごとの金額につきましては、こちらのページをご参照願います。
※3 [1Lotあたり必要保証金額]1,000円÷([対円レート]10.000円×[1Lotの数量]1,000通貨)=0.1=10%
※4 「ポジション総代金」:全保有ポジションの「成立値×円換算レート×取引数量」の合計。

【2】『外貨ネクスト』と『外貨ネクストネオ』のロスカット・ルールの違い

『外貨ネクスト』と『外貨ネクストネオ』のロスカット・ルールは、主に以下の2点において大きく異なります。それぞれの内容についてご理解のほどお願いいたします。
『外貨ネクスト』における維持率や全体保証金率と、『外貨ネクストネオ』における有効比率は計算方法が異なりますのでご注意ください。
また、ロスカットの執行基準に大きく影響を及ぼす保証金についても、『外貨ネクスト』と『外貨ネクストネオ』では計算方法が異なります。詳細につきましては以下の「2.ポジション保有に必要となる保証金の違い」をご確認ください。

1.ロスカット執行基準の違い2.ポジション保有に必要となる保証金の違い

1.ロスカット執行基準の違い

※『外貨ネクスト』の「取引保証金」についてはこちら
※『外貨ネクストネオ』の「必要保証金額」についてはこちら
※「取引保証金」と「必要保証金額」の違いについてはこちら

2.ポジション保有に必要となる保証金の違い

『外貨ネクストネオ』の必要保証金額は、実勢レート水準にあわせて週単位で変更されます。そのため実勢レートよりも円高のときに建てたポジションは、口座移動時の必要保証金額の増大に伴い口座状況が悪化することがありますので、ご注意ください。

口座移動直後のロスカットを回避するために

『外貨ネクストネオ』への口座移動後におけるロスカット執行を回避するためには、次のいずれかによる、口座の「有効比率」の向上が必要となります。
・ご資金(円貨)の追加入金
・保有ポジションの一部決済

現状の『外貨ネクスト』の口座状況のままで『外貨ネクストネオ』へ移動した場合の「有効比率」がどの程度の水準となるか、また追加入金をした場合の「有効比率」の変化についてお客様ご自身でご確認いただけますよう、当社では「概算有効比率シミュレーター」を用意いたしました。ぜひともご活用のほどお願いいたします。
評価損が取引保証金を上回る保有ポジションを決済した場合には、決済直後の『外貨ネクスト』における口座状況がより悪化する場合がございますので、ご注意ください。

概算有効比率シミュレーター